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どうも!自称「世捨てびと」のカナモです!
今回は究極にミニマルなカードケースを作ってみたという内容です。
以前紹介した自作のミニマルウォレットは、収納カード枚数が3枚のみとなっていて、クレジットカード、免許証、保険証を入れたら他は持ち運べない仕様になっています。
実際に僕はその3枚のみで困ることはほぼありません。しかし、実際に持っているカードはもっと多いのも事実です。
そこで、今回はカードのみを収納するシンプル&ミニマルなカードケースを作ってみたいと思います。
6〜8枚収納できるカードケースを自作
まずはどんなデザインにするかを決めます。
コンセプトである「シンプル&ミニマル」は絶対なんで、極限まで無駄を省いた形にしたいと思います。
- 収納できるカード枚数は6〜8枚
- ボタンやファスナーはつけない
- カードが外から見えない
- カードがポロっと落ちたりしない
これらの条件を全て満たして、なおかつ機能美が光るアイテムにしたいです。
ラフスケッチ
まずは色んなデザインで紙におこしてみたいと思います。
これは確かにシンプルでミニマルなんですが、逆さにした時にカードが落ちる可能性があるんで却下。
こうすればカードは脱落しませんが、余計なパーツが増えるんでボツですね。
かなりシンプルな作りですが、ボタンが必要なのと、蓋自体の無駄を感じるのでダメですね。
これなら片方に3〜4枚ずつ収納できるように作れるし、カードのジャンルや使用頻度で2つのグループに分けることもできます。
基本はこの形に決めました。
でもこれだと少し味気なさすぎるんで、ちょっと変えてみます。
これなら使う革の量も最小限にできるし、片方を低くする事で取り出しやすさの向上が見込め、切符を挟んだりもできます。
オシャレ感もだいぶアップしました。
早速取り掛かりたいと思います。
制作開始
まずは革を切り出します。
なんやかんやこの工程が1番気を遣います。1mmズレるだけで仕上がりが残念な感じになってしまいますからね。
続いて、切り出した革に接着剤を塗り、しばらく圧着して完全にくっつけます。
次は菱目打ちで穴を開けます。
均等に開けないと、糸を通した時にガッタガタになって非常にブサイクになってしまうんで、ここもかなり気を遣うポイントです。
手縫いでどんどん縫っていきます。
キレイな縫い目にするためには幾つかのコツがあるんですが、覚えれば簡単です。
シンプル&ミニマルなカードケース完成
できました。
これ以上ないくらいにシンプルでミニマルな感じに仕上がったと思います。
ほぼカードサイズです。
これ以上小さくするのは物理的に無理ですね。
開くとこんな感じです。
内側の革を真っ直ぐにカットせずに角度を付けることで、見た目も使い勝手もかなり向上しました。
左右に3〜4枚ずつ収納することができます。
但し4枚入れるのは、しばらく使って革が伸びてからのほうがスムーズに出し入れできますね。
本体の厚みは4mmという超極薄仕様です。
今後はこれを「極限のカードケース」と呼ぶことにします。
まとめ
既に販売している「ミニマルウォレット」と同じ革を使うことで、ウォレットとこのカードケースの2つ持ちにしても統一感が出ますね。
今回はオリーブ色のみの制作ですが、今後ウォレットのラインナップに合わせてキャメルとナチュラルを追加で作ろうと思っています。
乞うご期待!
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