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もし文明が突然崩壊し、電気もガスも水道もパソコンもスマホも全て無くなってしまったら、あなたは生き抜くことができますか?
今回はそんな状況にチャレンジする人達の話です。
というわけで、いつものやっときます。
どうも!自称「世捨てびと」のカナモです!
約3ヶ月の準備期間を経て、第1回無人島サバイバル体験を実施することができました!
その様子をみなさんにお伝えしたいと思います。
世捨てびと2.0 始動です!
もくじ
きっかけは1通のメッセージ
今年の3月頃、フェイスブックのメッセンジャーに、あるメッセージが届きました。
要約すると
- ある企業の代表取締役をやっている
- 社員教育の方法を模索している
- 無人島サバイバルはどうだろうか
- 知人が体験したサバイバルはただのキャンプだったらしい
- 僕なら本格的にサバイバル体験できそう
- なので無人島サバイバルをやって欲しい
という感じです。
正直なところ、まさかこんな依頼が来るとは思ってもみなかったです。
今まで何度も身を危険に晒してやってきたことが、初めて報われたと思いましたね。
当然、二つ返事で承りました。
その後何度も打ち合わせを行い、内容をブラッシュアップして本番に臨みました。
無人島サバイバルでチームビルディングはできるのか
今回の趣旨は
無人島サバイバルでチームビルディングをしたい
というものです。
企業にとってチームワークというのはとても重要です。
僕も以前は会社員だったんで分かります。
チームビルディングの方法はいくつもありますが、極限の状況下で作られた絆は、非常に強いです。
そして、極限の状況を分かりやすく体験するには、無人島サバイバルが最適だということです。
今回の流れ
ザックリと今回の流れを紹介したいと思います。
- ナイフの扱い方講習
- 寝床確保とロープワーク講習
- 食材の確保
- 火おこし
- サバイバル料理
- 軽くダイビング
- 帰還
文字にしてしまうとこれだけなんですが、実際にやってみると大変なものばかりです。
サバイバル開始
第1回目ということもあり、敢えて装備などの条件を厳しくせず、お互いに模索しながら実施という形を取りました。
しかしサバイバル的な要素は外しません。
今回は
- 食料持ち込みなし(非常食はこっちで用意)
- ライター、マッチ禁止
- インストラクターは極力介入しない
という3つのルールを設定しました。
連日35℃を超える暑さなんで、熱中症を防ぐために水は用意しました。
この暑さで水無しは自殺行為ですからね。
LESSON1 寝床の確保
サバイバルでは、1番最初にするべきなのが寝床の確保です。
寝床の確保とはつまり、体温を保持することです。
人間は水がなくても3日は生きられ、食料が無くても水があれば3週間は生きられます。
しかし、深部体温が5℃下がると低体温症を起こし行動不能になり、最悪死にます。
今回は真夏なんで低体温症にはなりませんが、サバイバルの基本として、寝床の確保を最初にやってもらいました。
寝床を作るために必要なロープワークを覚えてもらい、サバイバルスキルアップです。
参加者の安全を考慮して、今回はタープと蚊帳を用意しました。
LESSON2 食料の確保
続いて、食料の確保をしました。
水の確保は翌日にやろうと思ってたんですが、諸事情あってできませんでした。
ちゃっかり釣りしてます。
サバイバル的にはおすすめの方法とは言えませんが、まずは無人島を楽しんでもらおうかなと。
海沿いの岩場では、カメノテを大量にゲット。
潮が引いてたらもっといろんな貝が獲れてたけど、今回はタイミングが悪かった。
ついでにフキもゲットしました。
食物繊維は大事ですよね。
この時点でみんなかなりバテていました。
35℃以上の暑さの中での作業なんで、当然と言えば当然です。
LESSON3 火おこし
ここは妥協せずにサバイバルスキルを磨いてもらいました。
マッチで火おこしすらやったことがない人が多い現代ですが、だからこそ原始的な火おこしを体験することによって、文明のありがたみを感じるはずです。
実際に火をおこせた瞬間、自然と歓声が上がりました。
1時間30分もかけて火をおこすなんて、文明社会ではまず体験できないですからね。
こういう瞬間に立ち会うと、サバイバルやってて良かったなって思います。
LESSON4 料理
自分達でおこした火を使って、ゲットした食材を調理します。
まずは釣った魚を捌いて焼きました。
自分で釣った魚をその場で食べるのは、やはり格別ですね。
僕は指をくわえて見てただけですが。
いいんですいいんです、それが仕事ですから。
ええ、仕事ですから。
続いて、カメノテを茹でて食べました。
ダシが出て抜群に美味しかったです。
フキは海水と真水を半分半分にした水で茹でました。
もう普通に美味いです。
まとめ
今回はクライアント企業様とのはじめてのサバイバル研修ということもあり、お互いにいい形を模索しながらの実施となりました。
僕が当たり前にできることが、他の人にも同じとは限らないということを深く理解しました。
普段は独りなんで、そのへんの感覚がどうやら鈍かったみたいです。
そのおかげで、次回はもっともっと濃いサバイバル体験ができると確信しています。
もし無人島サバイバルしたい人がいれば、企業でも個人でも承ります。
きっと忘れられない貴重な体験になりますよ。
昔 カリブ海に浮かぶコロンビア領のある島で全財産 盗まれ その日からサバイバル暮らしとなりました。国際電話もかけれない 大使館もあるはずない警察もだめ、みんな貧乏、、。
ドラム缶に雨水を貯め かまどを作り 海で魚や貝をとり 小屋をつくりを まあ島の子達に助けてもらいながらめっちゃ楽しい経験をしました。便利なものにあやつられこういうチャンスをのがしているなと。
金もものもないので執着するものがない ということはこんなに幸せなのかと初めて知った。あれば盗まれるんじゃないか だまされるんじゃないかという失うことがこわくなるので心配 不安が生まれます。
帰りは車 船 飛行時などヒッチハイクで、無事帰還しました。サバイバル万歳です!
奥村 ケイコ 様
すごい!ガチのサバイバルを経験されてるんですね!
こんなに心に響く「サバイバル万歳」は初めて聞きました!!