【検証】トコノールはボンドで代用できるらしいけど実際はどうなのか

The following two tabs change content below.
カナモ
アウトドア大好きな自称「世捨てびと」。 山と自然とコーヒーと猫をこよなく愛する、The アウトドア人間。 座右の銘は「トライアル&エラー」「マジハマリコスメランキング」 詳しいプロフィールはこちら!

どうも!自称「世捨てびと」のカナモです!

今回は「トコノールはボンドで代用できる」という噂を確認するべく、実際に色々と検証してみたという内容です。

先に言っておくと、僕はこの説を全く信用していません。

 

レザークラフトに欠かせないトコノール

まずはトコノールが何なのかというのを簡単に説明したいと思います。

レザークラフトでは、強度や見た目の向上のために革の断面処理を行うのが一般的です。

その断面のことを「コバ」と言うんですが、コバを処理するために使う仕上げ剤が「トコノール」というわけです。コバ以外にも、革の裏面(床面)を磨くのにも使われます。なんせ名前が「トコノール」ですから。

仕上げ剤にはこれの他に「トコフィニッシュ」というものもありますが、ツヤのあるトコノールのほうが使用率が高いように感じています。勿論僕もトコノールを使ってます。

 

トコノールをボンドで代用?

最初聞いた時には「いやいや、それができるならトコノール要らんやん。」と冷静なツッコミを入れましたが、本当に代用できるのか気になって夜も8時間位しか眠れないんで、実際に検証することにしました。

使うのは、糸の末端処理に使っている多用途なボンドです。

 

いろんなサイトを調べ、ボンドを水で希釈する必要があることがわかったので、水1:ボンド1で「ボンドコノール」を作りました。

では早速磨いていきましょう。

まずはトコノールです。

 

いい感じにツヤが出てますね。

やはり安定のトコノール。

 

次は問題のボンドコノールです。

 

ツヤが全くありません。

それにボンドのカスがちょっと出てきて、仕上がりが均一になりにくいです。

ほら見ろ!やっぱりあかんかったやないか!!

 

但し、とりあえずコバの毛羽立ちを抑えるだけという意味では使えないこともなさそうです。僕は絶対使いませんが。

 

上がボンドコノール、下がトコノールです。

比べてみるとその差は歴然ですね。ツヤが全く違います。

 

そもそも水で磨いてんのか?

ここでふと疑問に思ったんですが、ボンドでコバ磨きしてる人、それ以前にちゃんと水でコバ磨きしてるのか?

と言うのも、コバ磨きは仕上剤を付ける前に水で磨くと美しく仕上げられます。

実際に同じ革で、今度は水だけで磨きました。

 

圧倒的に綺麗でしょ?

 

つまり水だけでここまで仕上がるんで、そもそもトコノールをボンドで代用する必要は微塵もないと思うんですよ。

まぁ水だけだと乾きやすかったり強度が出にくかったりしますが、磨き直すのもレザー製品の楽しみだと僕は思ってます。

 

上からボンドコノール、トコノール、水です。

やはり水が圧倒的ですね。

 

水磨きの後にそれぞれで処理するとどうなる?

そうなると気になってくるのは、水で磨いた後にボンドコノールとトコノールをつけて磨いたらどうなるのか、ですよね。

というわけで当然ながら検証しました。

 

まずはトコノールですが、もうビッカビカです。

やっぱこれが1番ですね。

 

続いてボンドコノールで試してみました。

うん全然ダメ。

せっかく水で磨いたツヤが完璧に消え去っています。

 

ついでなんで、「水+トコノール」と「トコノールのみ」で磨いた物を比べたいと思います。

上がトコノールのみ。下が水+トコノールです。

やっぱ全然違いますね。

 

結論:ボンドは使うな

色々検証しましたが、ボンドをトコノールの代わりに使うメリットが僕には何一つ感じらませんでした。

ボンド使うくらいなら水だけのほうが100倍マシ。

 

但し、今回の検証に使ったやつじゃないボンドなら多少結果が変わる可能性があるのと、希釈する比率を調整したらどうなるかは分かりません。

まぁそんなにボンドにこだわってる暇があれば、トコノール用意したほうが遥かに生産的ですね。

 

今回の検証結果をひと言でまとめるなら

「トコノール買え」

以上です。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です