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どうも!自称「世捨て人」のカナモです!
今回はアウトドアに関係ない「漂白剤」の話をしたいと思います。
僕はサバイバルとかやっときながら、そこそこ潔癖症です。
特に我慢ならないのが「ヌルヌル系汚れ」です。
水アカや油等で汚れきった排水溝を見ると、吐き気と殺意がこみ上げてきます。
なので自宅の排水口はこまめに掃除してるんですが、その時に欠かせないのが漂白剤です。
これがないと僕はヌルヌルによるストレスで今頃廃人になってます。
漂白剤は2種類ある
漂白剤には「酸化型」と「還元型」2つのタイプが存在します。
更に酸化型漂白剤は「塩素系」と「酸素系」に分かれます。
細かく説明したいところをグッと抑えて、それぞれの違いを表でサクッと説明したいと思います。
はい、こんな感じです。
基本的に家庭で1番よく使われているのは塩素系の漂白剤です。
なんせ店で売ってる漂白剤の大半がこれですからね。
塩素系が人気な理由は『とにかく洗浄力凄まじく強い』という一言に尽きます。
何を隠そう僕も塩素系漂白剤の大ファンなんですよ。
因みに僕の姉もです。
塩素系漂白剤は「まぜるな危険」
1987年12月。
徳島県の主婦が死亡する事故が発生しました。
死因は、塩素系漂白剤と酸性洗剤を混ぜて発生した毒ガス(塩素ガス)を多量に吸引したことによる中毒死です。
それまでも同様の原因による事故はありましたが、死亡したのは国内ではその事件が最初です。
それ以来(1989年〜)、塩素系漂白剤には『まぜるな危険』の表示義務が課されました。
塩素系漂白剤は効果が高いのでとても便利なんですが、そういった危険を内包しているというのを忘れないでください。
対策はただひとつ。
「酸性のものと一緒に使わない」という事です。
これは洗剤だけじゃなく、酢やクエン酸など、酸性の食品等も該当します。
世捨て人流漂白剤活用法
漂流&漂白の民である僕の、漂白剤活用術を紹介したいと思います。
基本は薄める
次亜塩素酸ナトリウムが主成分の漂白剤を、100均で買ったスプレーボトルに移し、10倍くらいに希釈して使っています。
なぜ薄めるのかというと、原液のまま使うと一瞬で無くなってしまうからです。
希釈しても十分使えるレベルの洗浄力があるから、というのもあります。
原液で使うのは、風呂や洗面台の排水溝に流す時くらいです。
こんな感じで作ってるんですが、このボトル1本を満タンにしても、1週間ほどでなくなります。
それに水で薄めると長期保存できないので、このペースで丁度良い感じです。
水回り以外にも使える
「漂白剤=衣類・水回り」というイメージが強いですが、そんなことはありません。
僕はそれ以外にもいろんな場所で漂白剤を使ってます。
- ガスコンロ
- ペットのトイレやケージ
- 掃除機やエアコンのフィルター
- 電子レンジ
- 食器や調理器具
- テーブル
- 鍵
- トイレの便座
- 雑巾
- 扇風機や換気扇の羽
- 照明のセード
- ドアノブ
- スマホの画面
- 歯ブラシ
など、汚れやすい場所や菌の繁殖しやすいものに使います。
要するに、色落ちの心配がないものには何でも漂白剤をふりかけています。
基本的な使い方は
- スプレー
- 少し放置
- 水で濡らした雑巾(2回以上)
- キッチンペーパーで拭き取り
という感じです。
水につけていい物は、スプレーした後に水でジャバジャバ洗っておしまいですね。
スマホなど水に弱いものに関しては、数十倍〜百倍くらいに希釈してスプレーした後に拭き取って終わりです。
まとめ
漂白剤は使い方を誤ると命を落とすほど危険なものです。
しかし、正しく使えるとこんな便利なものはないというレベルのスグレモノです。
これって僕の中ではナイフに似た感覚なんですよね。
他人や自分を傷つける凶器か、便利な道具か、それは使用者次第ってところが同じじゃないですか?
最後にアウトドア派っぽいことが言えたんで、今回はここまでということで。
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