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どうも!自称「世捨て人」のカナモです!
現代人のみなさん。
自然、満喫してますか?
してない?それは大問題ですね。
今すぐロングトレイルに出かけましょう。
しのごの言わずにさっさとロングトレイル行きましょう。
そんなわけで今回は、自然を楽しむ「ロングトレイル」について色々と語っていきたいと思います。
もくじ
ロングトレイルとは
山頂目指して歩くのが登山ですが、ロングトレイルは山道は勿論、場合によっては舗装路や住宅街も通ります。
つまり「山に登る」というのが登山の目的であるのに対し、「自然を堪能する」というのがロングトレイルの目的であると言えます。
分かりやすい例えが「熊野古道」や「四国八十八箇所」ですね。
途中でキャンプでもしながら、何日もかけて歩くという、素敵なアクティビティですよ。
勿論、厳密に何日以上歩かなければならないというような決まりはないので、別に1泊2日でも良いです。
コースも50km以下くらいのものから、200kmを超えるものまで様々です。
ロングトレイルの良さ
ロングトレイルの良さをひと言で表すならば「ユルさ」です。
登山だと
「あと2時間以内にテン場に到着して、朝の4時に起きて5時までに出発、12時には山頂に着いて30分後には下山開始。」
みたいに、細かく行動予定を立てる必要がありますが、トレイルキャンプだと
「まぁ適当に歩いて、疲れたらテント張って寝ればええんちゃう?」
みたいなユルさがまかり通る事が多いです。
何故なら、登山程の危険がないからです。
いつでもエスケープ出来るし、気分でルートも変えられます。
勿論、ストイックに攻めることも可能ですが、無理せずのんびり行動した方が自然を満喫できる筈です。
登山にはスポーツ的な要素がありますが、僕の中でロングトレイルは完全に旅ですね。
ロングトレイルに必要なアイテム
実際にロングトレイルを始めるとして、最初にぶち当たる壁は「何が必要なのか」という事です。
今まで何度も徒歩旅をしてきた僕の経験から、必要なアイテムを紹介したいと思います。
靴とインソール
歩く上で1番大事なのが靴です。
登山と違い、舗装路も歩くロングトレイルではソールガッチガチの登山靴は向いてません。
じゃあどんな靴が向いているのか。
ザックリ言うと、登山用品で売ってるウォーキングシューズです。
モンベルのラインナップで説明すると、ガッチガチの登山靴は「アルパインクルーザー」や「エルブルース」です。
それに対してロングトレイル向きの靴は「トレールウォーカー」や「ラップランドストライダー」あたりです。
足の形はかなり個人差があるんで、あくまでも参考程度です。
実際に店で色々履き比べて、自分にベストなものを見つけてください。
そして絶対に外せないのがインソールです。
これがあるのと無いのとでは、長距離移動の負担が天と地ほど違います。
僕は普段履いているスニーカーにも、5,000円くらいするインソールを入れてます。
インソールで有名なのは「スーパーフィート」ですね。
既製品からカスタムメイド品まで、足の形と用途に合わせた豊富なラインナップから、自分にベストな物が見つかる筈です。
余談ですが、ハイカットやミッドカットの靴ではなくローカットの靴をおすすめします。
ハイカットで足首を固定してしまうと、本来足首で和らげられる筈の衝撃が、膝や股関節に影響してしまうからです。
これはスポーツの世界では常識になってます。
なってないのは登山界隈だけじゃないですかね?
小石が入る?
ショートゲイター履いたらええやないか。
ザック
ロングトレイルは基本的に、必要な荷物を全部背負って移動します。
そこそこの重量を長時間背負い続けることになるので、ザック選びは慎重に行う必要があります。
個人的には、長期間のトレイルでも45Lあれば十分かなと思ってます。
45Lクラスのザックでおすすめを1つだけ挙げるのは中々難しいですが、敢えて挙げるならオスプレーの「ケストレル48」が良いかなと思います。
もうビックリするくらいフィット感が良いです。
勿論体格によって個人差はありますが、ケストレルなら買って後悔する事は恐らくないでしょう。
テント
当然ながら、外で寝るにはテントが必要です。
季節にもよりますが、軽くてコンパクトなフロアレスシェルターよりは、虫の侵入を防げるフロアとバグネット付きの方がベターです。
とは言え、3kgも4kgもするテントを背負うのは修行僧でも嫌でしょう。
なので軽さを第一に考えて選んだ方が良いんですが、個人的にはNEMOの「ホーネットストーム2P」がおすすめです。
自立式ダブルウォールテントとしては、最軽量級のテントで、その最小重量は僅か940gです。
山岳テントとして昔から人気のダンロップテントでも、2人用で約1.7kgなので、如何にホーネットストームが軽いかというのが分かります。
ロングトレイルや縦走では、軽さこそが正義です。
シュラフ
ザック容量を逼迫させる要素2トップのひとつがシュラフです。
最近では色んなブランド(主にガレージブランド)から、ウルトラライトなシュラフが出てきてますが、なんせ価格が高いんですよね。
対応温度15℃のシュラフに4万円はしんどいです。
僕が使ってるウルトラライトなシュラフは、イスカの「エア130X」です。
対応温度8℃で、重量は300gという中々の軽さで、何よりも同スペックの他シュラフに比べて安め(2万弱)なのが良いです。
因みに2トップのもう片方は、テントです。
シュラフマット
テント関連装備を軽くするためには、シュラフマットの重量も気にする必要があります。
エアマットやインフレータブルマットは重いものが多く、ロングトレイルの途中でパンクするリスクも考えると、選択肢としては微妙です。
なので実質クローズドセルマット一択なんですが、僕はエバニューの「EXPマット UL180」を強くおすすめします。
全身カバー出来るサイズにも関わらず、その重量は約140gと、驚異的です。
一般的なエアマットでだいたい600gくらいはするので、その1/3以下の重量というのは相当ですよ。
寒い時期を除けば、シュラフマットはこれ一択でいいと僕は思ってます。
携帯型浄水器
ロングトレイルでは、水は現地調達です。
当然ですよね。最初から何十リットルも担いで移動できるわけがありません。
キリストだって十字架以外背負ってないですよ。
現地調達の方法は大きく分けて2つ。
買うか、拾うか。
近くに店があれば問題ないんですが、まぁ無いと思います。
そうなると川や池から水をゲットすることになるんですが、そこで絶対に必要なのが「携帯型浄水器」です。
僕はもう何年も「ソーヤーミニ」を使ってますが、これはほんとに最高です。
浄水時に力がいらないし(スーパーデリオスは超硬い)、浄水能力は38万リットル。
「私の浄水能力は38万です」なんて、フリーザ様も真っ青や。
肝心のろ過能力も申し分なく、0.1マイクロメートルのフィルターが大腸菌やエキノコックスなどを99.9999%除去してくれます。
99.9999%なんて小学生以来使ったことないですよ。
クッカー
食事に関するアイテムは絶対に外せません。
その中でも重量とサイズが気になるのはクッカーですね。
極力軽く小さくしたいところですが、小さすぎると料理のレパートリーが極端に少なくなってしまいます。
丁度いいサイズでおすすめなのは、エバニューの「チタンクッカー1人用セット」ですね。
クッカー、蓋、マグカップが綺麗にスタッキングでき、中にはガス缶(110g)がぴったり入ります。
極限までミニマルにしたい人には、同社の「チタンウルトラライトクッカー3」だけという方法もあります。
利便性よりも軽さを追求するので、使いづらいところは多少出てくるとは思いますが。
ストーブ
当然ながら、クッカーだけでは料理出来ません。
ストーブが必要です。
1番コンパクトなのはそのへんの木を拾って使えるウッドストーブですが、いつでも薪が手に入るとは限りません。
それに、ウッドストーブは煤が大量に出るので掃除が大変です。
そうなると選択肢はガス・アルコール・ガソリンになってきますが、おすすめはアルコールストーブです。
燃料がどこでも容易に手に入る(最悪スピリタスでもいける)し、ストーブ本体も他に比べてかなりコンパクトです。
理想は、ウッドストーブ兼アルコールストーブ用風防と、それに入るコンパクトなアルコールストーブのセットが最強ですね。
エバニューのチタンアルコールストーブと、バーゴのチタニウムヘキサゴンウッドストーブの組み合わせがいい感じですよ。
レインウェア
雨の日は必須のレインウェアですが、物によってかなり重量差があります。
軽さを重視するなら、ノースフェイスの「ストライクトレイルフーディー」が良いでしょう。
7デニールハイベントという極薄の防水透湿素材ながら、耐水圧20,000mm、透湿40,000g/m2-24hという十分なスペックがあるので、ロングトレイルには最適です。
ゴアテックスのものに比べて安いというのもポイント高いです。
まとめ
とりあえず思いつく限りピックアップしてみました。
後はこれにウェアや小物を揃えていく必要がありますが、書き出したら文字数が凄いことになってしまうんで、今回はここまでです。
ロングトレイルは長時間荷物を背負って行動するので、アイテム選びの基本は「重量」と「サイズ」です。
以上、まず最初に揃えておきたいロングトレイルのおすすめ装備一覧でした。
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