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先日カブの塗装を終えたばかりなんですが、塗装完了の翌日に、事故に遭ってしまいました。
ここ数年で1番のアンラッキーです。
まぁ僕自身はそこまで大きな怪我もなく、今は治療のため通院中という状態です。
不幸中の幸いとは、まさにこの事ですね。
そんなわけで今回は、バイク事故のリスクとその対策について考えたいと思います。
もくじ
事故の状況
どういった事故だったのか、どこで事故を起こしたのか等の詳しい情報は言えないんですが、ザックリ言うとバイクの走行中に左折車に巻き込まれた形になります。
過失割合うんぬんに関しては、僕も走行中だったので10:0にはなりません。
ただ相手軽自動車の左側の損傷が激しく、修理費が怖いです。
バイクの状態
幸いにも、バイクには自走できない程のダメージはありませんでした。
この角度では何も問題なさそうにさえ見えます。
最近取り付けたリアボックスのおかげで、塗装したボディも直接地面等で削れる事もなく、ホッとしています。
まぁ見ての通り、ボックスは大破してますけどね。
分かりにくいですが、フロントのキャリアは相手の車に直接ぶつかったたため、ガタガタです。
ボルトが1本飛んで、残ったボルトもバカになってます。
右のステップがひん曲がっています。
ここで相手の車のドアをガリガリ削ってました。
身体の状態
肝心の体調ですが、骨折などの大きな怪我こそないものの、右半身は相手の車に打ち付け、下半身は転倒後のバイクに挟まれ、全身くまなく打撲・捻挫・擦過傷です。
首も捻挫をやらかしてます。
初めてむち打ちになったんですが、こんなにしんどいとは思っていませんでした。
日が経つにつれてだんだん痛くなってくるし、頭痛や酷い肩凝りのような症状も併発しています。
任意保険入ってなかった
今回の事故で最大のミスが、任意保険に加入してなかったという点です。
資料取り寄せて申込書まで書いてたのに、郵送するのを忘れていたという、とんでもない凡ミスをしてしまいました。
日本全体で見ても、バイクの任意保険加入率は約4割で、僕は残り6割の一員だったわけです。
自賠責保険は当然入ってますが、対人保障のみなので、今回のように相手の車の修理費、つまり対物は対象外です。
仮に過失割合が2:8で、相手の修理費が40万円だった場合、8万円は僕が自腹切って払うしかないです。
3:7なら12万円ですよ。
現在ハラハラしながら相手の保険会社からの連絡を待ってます。
自業自得なんですが、もっと早く任意保険に加入しとけば良かったと激しく後悔しています。
事故に備えてバイク乗りがすべき事
僕の体験を元に、楽しく安全なバイクライフを送るためにライダーがすべき事をまとめます。
今すぐ任意保険入れ
もうこの一言に尽きます。
任意保険にも色々ありますが、対人対物無制限で、自損事故の保障もしてくれるプランに入るのをおすすめします。
雨の日にマンホール踏んで転倒したり、カーブ途中の段差や落ち葉でコントロール出来ずガードレールに突っ込んだりする可能性も十分考えられます。
年間2万円くらいから入れるところもあるので、今回の僕のようになりたくなければ速やかに加入しましょう。
面倒な手続きや交渉なども代行してくれるので安心です。
すぐに病院行け
ここからは事故に遭った後の話です。
軽い接触程度で、怪我などの自覚症状がなくても、必ず病院で診察を受けてください。
僕は事故後に自走して病院に行ったんですが、数日後から背中や首が痛くなり始めて、むち打ちと診断されました。
他にも全身くまなく打撲や捻挫があり、症状固定(完治もしくは後遺症認定)までかなり時間がかかりそうです。
痛みは忘れた頃にやって来ます。
人身事故で届け出せ
今回のようなケースでは、物損事故か人身事故かは本人の判断に委ねられます。
僕も最初は痛みがあまりなかったんで、物損事故で警察に処理してもらう予定でした。
でも前述の通り、実は全身ボッコボコだったんで、警察署に行って診断書を提出して人身事故に切り替えてもらいました。
(相手のおじさんは悪い人じゃなかったし、物損でいいか。)
なんて最初は考えてたんですが、相手の人柄と事故の内容は完全に切り離して考えるべきだと思い直しました。
ちゃんと病院通え
相手の保険会社からしたら、事故による怪我の度合いは、通院記録からしか正確に確認する事は出来ません。
なので、症状固定(完治もしくは後遺症認定)されるまできちんと通院しましょう。
毎日通う必要はありませんが、最低でも月に1〜2回は医師に相談して、週に2〜3回はリハビリに行く方が良いでしょう。
ちゃんと通わないと、保険会社からしたら「あ、こいつもう治ったんじゃね?」と思われ、保障を打ち切られる可能性もあります。
当然ながら、完治してるのに嘘ついて通院するのは絶対にダメです。
痛いなら痛いと医師に伝えて、通院の必要性をしっかりと伝えてください。
担当医は保険会社から「はよ症状固定せんかい。」という旨の連絡を何度も受けるそうなので、医師の判断が絶対に正しいとも限りません。
弁護士に相談しろ
これは慰謝料等で揉めた場合の話ですが、どうしても金額に納得いかなければ、弁護士に相談しましょう。
と言うのも、金額の基準は自賠責基準、保険会社基準、弁護士基準の3つがあり、保険会社は自賠責か保険会社の基準で計算します。
要するにこの2つは安いんですよ。
なので、金額に折り合いがつかなければ弁護士に相談し、弁護士基準で慰謝料の請求をしましょう。
詳しい算定基準については、弁護士事務所のwebサイト等で確認してください。
まとめ 何よりも安全運転
そもそも、事故に遭わなければこんな面倒な事にはなりません。
事故と無縁のバイクライフを送るには、安全運転が何よりも大切です。
- すり抜けしない
- 車間距離開ける
- 法定速度を守る
- 周囲をよく見る
- 適度に休憩する
- 焦らず落ち着く
など、心にゆとりを持って運転していれば、大抵の事故は未然に防げます。
勿論、どんなに気をつけて運転していても事故る時は事故ります。
でもその確率を1%でも下げる事が重要だと、今回強く実感しました。
最終的にどうなったかは、また追記したいと思います。
ではまた。
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