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どうも!自称「世捨てびと」のカナモです!
はい、そういうわけです。
僕はアクションカメラが欲しいんです。猛烈に。
ていうか無いと困るんです。
今回はアウトドアで動画撮影する時の強い味方「アクションカメラ」について色々と考察してみました。
もくじ
アクションカメラとは
そもそも「アクションカメラ」とは何者なのか説明したいと思います。
アクションカメラをひとことで言うなら「遊び倒すためのビデオカメラ」です。アクションカム、ウェアラブルカメラとも言うんですが、家庭用ビデオカメラのように、撮影時に片手が塞がっているような状況では出来ないことをするためのビデオカメラです。
代表的なのがスポーツですね。特に激しいスポーツの撮影には必須アイテムです。
- ロードバイク
- クライミング
- ダウンヒルMTB
- スカイダイビング
- ダイビング
- スケートボード
- スノーボード
- 車載カメラ
- パルクール
などなど、色々な場面で活躍してくれます。
アクションカメラの特徴
ではアクションカメラが家庭用ビデオカメラと決定的に違いポイントをまとめてみます。・・・良いんですか?これを知ったら普通のビデオカメラには戻れませんよ?知らんけど。
軽い・小さい
家庭用のそれとは明らかに違います。例えばSONYのハンディカム(家庭用)は、コンパクトなモデルでも200gで、サイズは”となりのトトロ”のメイちゃんの靴くらいはあります。おばあさんが震えながら持ってたやつね。しかしアクションカメラは100gを切るものが多く、サイズも”クレヨンしんちゃん”のしんのすけの靴ぐらいしかありません。とにかく軽くて小さいんです。
防水・防塵・耐衝撃
ビデオカメラの故障原因は、大抵が水・ホコリ・落下のどれかです。しかし大抵のアクションカメラは、それらを防いでくれる機能があります。本体には防水防塵性能は無いけど、専用のハウジングを装着することによって防水・防塵できるというモデルが多いですね。
アクションカメラは外で激しく使うことを前提としているので、こういった機能は必須となります。
マウントの種類が豊富
家庭用ビデオカメラを固定しようと思うと、三脚くらいしかありません。しかしアクションカメラには自転車やバイクのハンドルやヘルメットに固定できるマウントが数多くあります。中には本体とカメラ部分を切り離して使えるものもあり、用途によって必要なマウントを変えて撮影することができます。
両手を開けておく必要があるスポーツでは、これも必須です。
画角が広い
スマホやコンデジの画角は75°程度です。対してアクションカメラの画角は、狭くても120°はあります。迫力のある映像を撮影するためには、周囲の景色を広く撮影する必要があります。YouTubeでダウンヒルMTBの動画を見れば分かります。断崖絶壁をギリギリで走っている様子はまさに「チンさむ」の名をほしいままにしていますが、その圧巻の映像は画角が広くないと撮影できません。これが画角75°なら、ハンドル周りしか映らないつまらない映像になるでしょう。
以上がアクションカメラの主な特徴です。
勿論機種によって色々と差はありますが、最低限この特徴がないとアクションカメラとは言えません。
何故欲しいのか
そもそも何故安西先生に泣いてすがる程アクションカメラが欲しいのかという点です。
僕はもうすぐ「サバイバル実況」を、シリーズものとしてYouTubeにアップする予定です。
サバイバルは、常に危険と隣り合わせです。なので、家庭用ビデオカメラで悠長に撮影するような余裕がない時が多々あります。つまりサバイバルを実況するには、アクションカメラは必須なんです!
アクションカメラのおすすめ3選
とは言え、最近はアクションカメラもかなり色んな特徴を持ったものが売られています。その中でどれを選べばいいのか、散々迷いました。結局今も決めきれてはいないんですが、最終候補を3つまで絞れたんで、それぞれ紹介したいと思います。
が、その前に僕がアクションカメラに要求する条件を紹介します。
- 体(主に頭)に装着して撮影できる
- 軽くてコンパクト
- 3万円以下で買える
- スマホと連携できる
これをクリアしない物はノーサンキューです。
GoPro HERO session
アクションカメラの代名詞「GoPro」から、3万円以下で買える超コンパクトなカメラが発売されています。こんなん言うとアレですが、僕は従来のGoProがそんなに好きじゃなかったんです。性能は抜群にいいんですが、ハウジングが無いと防水防塵性能がなく、ハウジングを付けたら付けたで集音性が著しく悪くなるからです。それにやけにデカいし。しかしHERO sessionはハウジング無しで10m防水なので、音もシッカリ拾うらしく、僕の思う理想のアクションカメラになって帰ってきました。やるやん。
本体に液晶がないんで、専用アプリでスマホを液晶の代わりに使うことができ、録画などの操作も出来てしまいます。手ブレ補正が無いのが痛いところですが、そもそも本体が75gと軽量なので、本体重量による振動の増幅は少なそうです。本体がキューブ型なのも手ブレ軽減に貢献している筈です。そしてこんなに小さいのに録画時間は2時間と、見た目に反して中々バッテリー持ちが良いようです。
実物を手にとってみましたが、予想に反してとてもシッカリとした作りでした。これならハードに使っても大丈夫そうです。これ結構重要なんですよね。画角に関する具体的な数字が無いのが気にはなりますね。サンプル動画を見る限りは問題なさそうですが。
メリット
- とにかく小さい
- その割にかなり堅牢な作り
- オプションパーツが豊富
- ハウジング無しで防水性アリ
- つまり音をよく拾う
- 充電しながら撮影可能
デメリット
- バッテリー交換不可
- 比較した他の機種に比べて若干高価
- 充電しながらの撮影では防水性ナシ
Panasonic HX-A1H-D
なんせ軽い!本体重量はたったの45gです!
そして小さい!100均のペンライトレベルです!
もうこれだけでも相当なメリットなんですが、更にスマホと連携して使えます。ヘッドマウントも同梱されていて、まるでその場にいるような臨場感のある映像を撮影することができます。そしてサバイバルの緊迫感を盛り上げてくれるのが「夜の撮影」です。いくらアクションカメラといえど、暗闇で撮影できるものはかなり限られてきます。
しかしこのカメラの良いところは、市販の赤外線ライトをドッキングできる別売りマウントがあり、それを使えば夜中のビデオ撮影が可能になるんです。超楽しそうでしょ?もはや藤岡弘探検隊を地でいく感じですよ。
しかし実物を見に行きましたが、若干のチープ感は否めません。ヘッドマウントも使ってみましたが、本体が長いので激しい動きでビヨンビヨン揺れていました。これは結構引っかかるポイントでもあります。
メリット
- 安い
- 軽い
- 夜間の撮影が可能
- 充電しながら撮影可能
デメリット
- ヘッドマウントがちょっとビヨンビヨンする
- 若干のチープ感
- 充電しながらの撮影では防水性ナシ
- バッテリー交換不可
- サプライ品の種類が少ない
SJCAM SJ5000X Elite
なんせ安いです!
Go proと同サイズでサプライ品の流用もできるので、Go proユーザーが次に買うアクションカメラとしては定番中の定番です。「もうこれがあればGoProいらねんじゃね?」と思えるほどのクオリティの高さです。しかし上2つに比べてサイズが大きめなので、設置場所には少し気を遣います。そしてこれは僕の個人的な意見ですが、精密機械への出費をケチり過ぎたら後悔するという経験をしてきたので、安すぎるのも不安ですね。
メリット
- とにかく安い
- GoProと互換性アリ
- 電池交換可能
- 画角が170°
- 手ぶれ補正付き
デメリット
- ハウジングナシでは防水性ナシ
- ちょっとデカい
- 画角が広い分少し歪んで見える
- ハウジング付けると音拾いにくい
- 安すぎるのも考えもの
- 若干のチープ感
まとめ
アクションカメラには機種によって特徴も違えば、最適な使用シーンも違います。だからこそ悩み甲斐があるんですよね。もう今からサバイバル生活の妄想とニヤニヤが止まりません。どんな動画が撮れて、みなさんがどんな反応をしてくれるか、本当に楽しみです。