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どうも!自称「世捨てびと」のカナモです!
今は石垣島のゲストハウス「福民宿(ふくみんしゅく)」に滞在中なんですが、ここは面白い(&変な)人ばかりです。嫌な感じな人はいないんですが、それぞれ色んな経験を経てここに集っているわけです。
世界中を旅したバックパッカー夫婦、自国から住民票を移してきた陽気なカナディアン、関西から体質改善のために来た人、岡山出身のめちゃくちゃマッチョでクールな人、東京の喧騒を離れて何年もここで暮らしてる人などなど。そして今は登山とサバイバルが大好きなイカレポンチ(僕)もいるわけです。
これだけ個性豊かな人々が集まると、価値観や考え方も勿論違うんで、毎日いろんな発見があります。
孤独について
僕は自他共に認める「超寂しがりや」です。
なのに独りでサバイバルとかやってますからね。正気の沙汰じゃないですよ。でもなんでそんな僕がサバイバルやってるのか、自分自身でもわかってないところが多かったです。勿論それが好きだからというのは当然ですが。
サバイバルは常に孤独との闘いです。
喋る相手がいない、人影すらも見えないというのは、部屋に引きこもって喋らないのとは全く違うタイプの孤独です。引きこもってるだけなら、部屋から出れば人は沢山いますからね。
僕の感じた「孤独」は、もはや「恐怖」と言い換えてもいいかもしれません。
真の孤独・恐怖というものが何なのか、少しだけわかった気がします。
ふとした会話で得た答え
ゲストハウスで夜にワイワイと喋っていた時、話題は僕のサバイバル生活になりました。サバイバル生活で必ずといっていいほど聞かれるのが「何食べてんの?」「寂しくないん?」です。前者に関しては明確な答えを持ってるんで回答には困りませんが、後者に関しては答えられないことが多かったんです。
という感じで、いつも自問自答に陥ってしまいます。しかしここである人が言った一言で、僕はひとつの答えを得ることができました。
独りじゃないから独りでいられる
それを聞いた時、僕の中で色んなことが繋がりました。
僕には支えてくれる家族や友人がいます。それは僕の人生において最も大切でかけがけのない財産です。大切な人達への気持ちを強く持ちつづけるにはどうしたら良いか、それは孤独を知ることです。僕の場合ね。
またイカレポンチの集いしたいな
東京のメガネ野郎は元気かな
母親はワケわからん方向で心配してるんやろな
義兄は大変な時期やけど身体壊してないかな
無職仲間のあいつは勉強がんばってるんかな
香川のヤツのとこにも遊びに行きたいな
サバイバル生活の間、そんなことばっか考えてました。僕はアホなんで、こういう状況でないと心から感謝することができません。サバイバル生活では、ただただ愛の大切さと向き合っています。
つまり僕は独りじゃなかったんです。僕の帰りを待ってくれている人達がいるからこそ、僕は独りでいられるんだなと、Aさんの一言で気づくことができました。
さいごに
僕は極度の寂しがり屋です。それは認めます。でも寂しがり屋だからこそ、絆の大切さとか、人を愛することの尊さを知っています。
やべぇ今回は笑いどころが無ぇ。僕の笑いのポリシーに反する記事ですが、大切なことに気づけたんで、みなさんにシェアしたいと思います。
あと福民宿が舞台のweb漫画「ラッキーハウスで会いましょう」に、またまた出演してしまいました。
LINK:ラッキーハウスで会いましょう
是非チェックして下さい!