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どうも!自称「世捨て人」のカナモです!
最近はヒロシちゃんねる等のソロキャン動画が人気を博しています。
その中でも特に多いキャンプのスタイルが「ブッシュクラフト」や「ミリタリーテイスト」です。
通常のキャンプよりも遥かに無骨でカッコイイですよね。
この2つのスタイルに共通しているのは、装備を厳選して最小限のアイテムで楽しむということです。
最小限の装備の中で、絶対に外せないのが刃物です。
ナイフ、ノコギリ、鉈など色んな刃物がありますが、今回は「斧」について書いていきます。
ブッシュクラフトには斧
ブッシュクラフトとは「Bush(藪)Craft(工作)」、つまり自然にあるものを最大限利用するキャンプのスタイルです。
自然にあるもの、つまり木です。
そして木を自在に加工するために欠かせないのが斧、というわけです。
ブッシュクラフトやってる人のほとんど全員が、斧使って色々やってますよ。
斧と言えばハスクバーナ
当然ながら、斧にも色んな種類があります。
柄や刃渡りの長いもの、重いものや軽いものなど、用途によって色々です。
でもブッシュクラフトで使う手斧に関しては「ハスクバーナ」が大正義です。
ブッシュクラフト発祥の地と言われているスカンジナビア地域において、古くからブッシュクラフター達に愛用されているスウェーデンのメーカーなんですが、その手斧がめっちゃ良いです。
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これがそうです。
長さ38cmの手斧で、バックパックに入れて持ち運ぶには最適なサイズ感です。
これ以上小さいと破壊力に欠けるし、大きいと持ち運びや取扱が大変です。
![](https://kanamo.jp/wp-content/uploads/2019/02/IMG_0667.jpg)
重量は実測978gです。
薪を割るにはちょうどいい重さですね。
購入時は刃がかなり鈍くなってるんで、ある程度研ぎ直す必要があります。
キチンと研げれば、スウェーデン鋼らしい鋭利な刃がつきますよ。
せっかくなんで改造してみた
購入時の状態でも十分かっこいいんですが、せっかくなんでカスタムして、オリジナリティと機能性を向上させることにしました。
シース
まずは、刃を保護するためのシースを作ります。
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と言っても、このシースが最初から付属されてるんで、わざわざ作る必要は無いっちゃ無いんですけどね。
まぁそこは自作魂の暴走ですよ。
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これが完成品です。
付属のシースと大きく違うのは、革の厚みと種類です。
付属シースが約2.5mm程度なのに対し、自作シースは4mmもあります。
おかげで縫い合わせるのが大変でしたよ。
革の材質も、オイルレザーからヌメ革に変えました。
耐久性・耐水性は劣りますが、経年変化が楽しめます。
あと付属シースが金属パーツを多用しているのに対し、自作シースはボタン部分だけ金属を使用しています。
メタル感少ないほうが好きなんですよね。
ネックガード
続いて、ネック部分を保護するためのネックガードを作ります。
薪割りで打ち損じた時に、柄が薪に直接ぶつかると良くないですからね。
ネックを持って作業することもあるので、滑り止めの意味も含んでいます。
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ネックガードの材料は山羊革(キッドスキン)です。
牛革よりも丈夫且つしなやかで、持った時の手に馴染む感じはキッドスキンならではです。
本来牛革よりも高級な筈なんですが、なぜか東急ハンズでは格安で売られています。
パンチで穴を開け、革紐で縛っていきます。
![](https://kanamo.jp/wp-content/uploads/2019/02/IMG_0692.jpg)
完成です。
採寸もせずに作った割には、かなりいい感じに仕上がりました。
ストラップ
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せっかくなんで、ストラップも作ることにしました。
パラコード製なんで、必要に応じて解いて使うことができます。
あとこの編み方にしたのも、ストラップを持ちやすくするためです。
まとめ
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これでひとまずカスタマイズは完了です。
だいぶオリジナリティ溢れる手斧になりました。
シースの色が若干明るすぎるんで、オイルでも軽く塗ってみようかな。
それ以外は問題ないです。
こうやって少しでもカスタムすることによって、自分だけの特別な道具感が出ますよね。
時間かけたぶん思い入れもグッと上がります。
斧に限らずですが、カスタムはおすすめですよ。
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