安全なアウトドアナイフの扱い方を覚えよう【ナイフを凶器にしないために】




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アウトドア大好きな経営者一年生。 山と自然とコーヒーと猫をこよなく愛する、The アウトドア人間。 無人島体験、自給自足生活、オンラインサロンやってます。 低血糖&少食で、しょっちゅう貧血を起こす。 詳しいプロフィールはこちら!

どうも!自称「世捨て人」のカナモです!

アウトドアと言えばナイフです。

良いナイフを持ってると、それだけでアウトドアの楽しさが3倍くらいになりますよね。

でもナイフは使い方を誤ると、とても危険なものになります。

 

そんなわけで今回は「安全なナイフの扱い方」について詳しく説明していきたいと思います。

今回の内容はナイフを使うにあたってどれも超重要なものなんで、できれば全部覚えてもらいたいです。

 

アウトドアにナイフは必須

ナイフは、人類史上最も原始的な道具のひとつです。

「切る」という1点に特化した道具ですが、シンプルなだけに汎用性が広く、あらゆるシーンで活躍します。

  • 木を切る
  • 道具を作る
  • 食料を確保する
  • 調理する
  • 護身用

パッと思いついただけでもこれだけあります。

これだけの作業を問題なくこなせる道具は、ナイフ以外にはありません。

 

つまりアウトドアにナイフは必須ということです。

ナイフのないアウトドアなんて、茶葉の入ってない紅茶です。

それはもうただのお湯です。

 

ナイフは便利で危険

ナイフは便利な道具なんですが、非常に危険な道具でもあります。

使い方を間違えると、自分も他人も傷つけてしまいます。

だからこそナイフは、安全に扱うスキルが何よりも重要です。

 

ナイフと10代男子の性欲は、向かう方向を間違えるととても危険です。

だからこそ、ちゃんとした性教育ナイフの扱い方を覚えなければいけません。

これはナイフを持つ者の義務です。

 

危険な範囲を知る

まずはナイフを扱う上で重要な「危険な範囲」というのをお伝えします。

 

ブラッディサークル

ナイフを持った手を伸ばして、グルっと1周してください。

出来た円のことを「ブラッディサークル」と言います。

この円の中に他人が入ると、怪我の原因になります。

作業する時は、ブラッディサークルの範囲を確かめてから始めてください。

 

そしてブラッディサークルの範囲外でも、使用者の正面と真後ろには絶対に立たないこと。

何故なら、ナイフがすっぽ抜けて使用者の前後に飛ぶ可能性があるからです。

 

デストライアングル

太ももの内側にできる三角形を「デストライアングル」と言います。

なぜこんな名前なのかというと、太ももの内側には太い血管が通っていて、そこをナイフで切ってしまうと失血死するからです。

なので、このエリアの中でナイフを使うのは絶対にやめてください。

 

こうやって足の外で使うと、もし誤って自分を切っても大量出血は防げます。

 

僕はこういう姿勢でやることが多いです。

この体勢なら腰掛ける場所がなくてもできますし。

 

まずはこの2つの範囲を覚えてください。

 

ナイフの持ち方

同じく重要になるのが、ナイフの持ち方です。

色んな種類の持ち方がありますが、まずは以下のものを覚えれば困ることはほぼないです。

 

最もポピュラーなのがこの「フォアハンド(ハンマーグリップ)」です。

これが最もよく使われるスタンダードな持ち方です。

コツとしては、人差し指と親指は軽く持って、残りの3本で握る感じです。

 

フォアハンドとは正反対の持ち方が「バックハンド」です。

これは刃が自分に向くので、あまり使うことはありません。

ただフォアハンドよりも手首の可動域が狭いので、使い所によってはこちらのほうが安全なこともあります。

 

細かい作業をする時は、「セイバーグリップ」が良いです。

ブレードの背にかけた親指でナイフを押し出す事によって、ナイフの動きを必要最低限にコントロールしやすくなります。

 

木を持ってる方の親指を使う方法もあります。

この方が更に安全で、力の加減もしやすいです。

 

これはフォアハンドの応用です。

人差し指を伸ばすことで、ナイフがそれ以上進まないようにできます。

一定の深さの切込みを入れたい時によく使います。

 

これは「アイスピックグリップ」と言います。

何かに突き刺す時に便利な持ち方なんですが、注意点がひとつ。

それは、必ず親指をグリップエンドにかけるということです。

特にヒルト(鍔)のないナイフではこう持ってください。

というのも、もし手が滑ったらそのまま刃の部分を握りしめて大惨事になるからです。

親指はそれを防ぐストッパーの役割を果たします。

 

これくらいの種類を覚えておけば問題ないでしょう。

 

ナイフの渡し方

複数人で作業する時、ナイフを誰かに渡すことがよくあります。

でもこういう瞬間が1番危ないです。

作業中は集中してても、それが終わるとつい気を抜いてしまいがちですからね。

 

これは悪い見本です。

こうやって刃を向けるのは強盗だけでいいです。

 

これも超危険です。

相手がナイフを持った瞬間、あなたの手がザックリ切れてしまいます。

 

基本的には、ナイフをシースに入れ、グリップを相手に向けて渡してください。

これが間違いなく1番安全です。

フォールディングナイフの場合は折りたたんでから渡しましょう。

 

シースに入れずに渡す時は、ナイフのエッジが自分にも相手にも向かない方向にして渡してください。

 

僕はブレードを持って渡すことが多いです。

この方が相手はグリップをしっかりと握りやすいですからね。

ただ、炭素鋼のナイフだと汗で錆びるかも、というのは常に懸念してます。

 

可動域を知る

ナイフを安全に使うには、その持ち方や動かし方でどの程度ナイフが動くのかを知る必要があります。

 

腕を振って使うならこれくらいです。

約100度ですね。

 

腕を伸ばして使う時はこうです。

40cmくらいは動きます。

 

手首の可動域はだいたい60度くらいです。

これを把握しておかないと、予想以上にナイフが動いて怪我することになりかねません。

可動域には個人差があるので、自分ならどれくらいなのかをしっかりと覚えておきましょう。

 

まとめ

以上が、安全なナイフの扱い方です。

他にも色々な使い方がありますが、まずはここで紹介してことを全て覚えて実践してください。

 

ナイフはとても便利な道具です。

しかし、間違った使い方をすると、途端にそれは自分も相手も傷つける凶器になってしまいます。

アウトドアを安全に楽しむためにも、しっかりと覚えましょう。

何度も言いますが、これはナイフを持つ者の義務です。




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