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どうも!自称「世捨てびと」のカナモです!
これから本格的な夏になりますね。
夏と言えば海や川でのアクティビティですが、どんな時でもNoMusic NoLifeです。というわけで、海や川で濡れても大丈夫なワイヤレス防水スピーカーを紹介したいと思います。
夏のアクティビティに防水スピーカーは必須

例えば大人数でBBQをしたとしましょう。肉の焼ける音と下ネタに大笑いする声に耳を傾けながら静かに肉を食べるというスタイルもあっていいとは思います。
でもそれ楽しいですか?
もしそこにノリノリな音楽がかかってたら、酔って踊り出す人や、音楽の話で盛り上がるグループ、それを聴きながら横ノリで肉を焼く人などが出てくる筈です。絶対こっちの方が楽しいと思うんですよね。
というわけなんで、音楽は必須です。つまりスピーカーは必須です。
そして当然ながらワイヤレス機能も必須です。まぁイヤホンジャックでの接続は水が侵入するから、防水性の高いスピーカーは必然的にワイヤレス(Bluetooth)になるんですけどね。
でもスピーカーの防水性能はよく確認しておく必要があります。
防水等級に注意!

ひと口に「防水」と言っても、防水能力には等級というものが存在します。
知ってる人も多いとは思いますが、「IPX5」とか「IPX8」というのを見たことがありませんか?これはその製品がどの程度のレベルまで防水してくれるのかを表した統一規格です。
IPはIEC(国際電気標準会議)で定められた規格という意味で、その次に続く数字が「防塵等級」、末尾の数字が「防水等級」です。
「IPX8」などの表記は、防塵テストをせずに防水性能だけを確かめたものという意味です。防水スピーカーは防塵テストをしてないものが多いので、末尾の数字だけに注目したらオッケーです。
防水等級表
等級 | 保護の程度 | テスト方法 |
IPX0 | 保護なし |
テストなし |
IPX1 | 垂直に落ちてくる水滴によって有害な影響を受けない | 200mmの高さより3〜5mm/分の水滴、10分 |
IPX2 | 垂直より左右15°以内からの降雨によって有害な影響を受けない | 200mmの高さより15°の範囲3〜5mm/分の水滴、10分 |
IPX3 | 垂直より左右60°以内からの降雨によって有害な影響を受けない | 200mmの高さより60°の範囲10L/分の放水、10分 |
IPX4 | いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない | 300〜500mmの高さより全方向に10L/分の放水、10分 |
IPX5 | いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響を受けない | 3mの距離から全方向に12.5L/分・30kpaの噴流水、3分間 |
IPX6 | いかなる方向からの水の強い直接噴流によっても有害な影響を受けない | 3mの距離から全方向に100L/分・100kpaの噴流水、3分間 |
IPX7 | 規程の圧力、時間で水中に沒しても水が浸入しない | 水面下・15㎝〜1m、30分間 |
IPX8 | 水面下での使用が可能 | メーカーと機器の使用者間の取り決めによる |
ざっとこんな感じです。アウトドアで使うんなら最低でもIPX4以上は欲しいところです。勿論理想はIPX8ですが。
それを踏まえたうえで、おすすめのワイヤレス防水スピーカーを紹介したいと思います。
おすすめのワイヤレス防水スピーカー

今から紹介するスピーカーは全て実物で音質やサイズ感、重量感などを調べています。
僕の率直な感想を、以下の4つのポイントで評価したいと思います。
- 音質
- 携帯性
- 価格
- 防水等級
あくまでも個人の主観なんであしからず。
BOSE SoundLink Revolve
- 音質★★★★☆
- 携帯性★★★☆☆
- 価格★★☆☆☆
- 防水等級IPX4
360度に音が広がるスピーカーです。大人数でのBBQなんかには最適なんじゃないでしょうか。
BOSE SoundLink Revolve+
- 音質★★★★★
- 携帯性★★☆☆☆
- 価格★☆☆☆☆
- 防水等級IPX4
Revolveの更にデカいバージョンです。音質は最強です。特に低音は凄まじいですね。
頭の部分にハンドルが付いてるんで、高いところにぶら下げて使ったら音の広がりが良くなります。
ANKER SoundCore Boost
- 音質★★★☆☆
- 携帯性★★★☆☆
- 価格★★★☆☆
- 防水等級IPX5
安くて良いスピーカーと言えばANKERです。その中でもこれは低音重視なんで、ズンズン響かせたい人にはピッタリです。
ANKER SoundCore
- 音質★★☆☆☆
- 携帯性★★★☆☆
- 価格★★★★☆
- 防水等級IPX5
良くも悪くも普通といった感じです。ただ連続再生時間が24時間とエゲツない長さなんで、長時間のアウトドアには最適です。
最新バージョンのSoundCore2もあるんですが、既に売り切れとなっています。超人気商品ということですね。
ANKER SoundCore Sport
- 音質★☆☆☆☆
- 携帯性★★★★★
- 価格★★★★★
- 防水等級IPX7
音質は正直期待出来ません。でも携帯性は抜群なんで、荷物を増やしたくない時には最適だと思います。再生時間も10時間と地味に長いです。
JBL CHARGE3
- 音質★★★★☆
- 携帯性★★☆☆☆
- 価格★★☆☆☆
- 防水等級IPX7
音質は今回紹介してる物の中ではNo.3という感じです。ただ本体が結構大きいので、持ち運びは大変かも。再生時間は驚異の20時間。モバイルバッテリーとしても使えます。
JBL FLIP4
- 音質★★★☆☆
- 携帯性★★★☆☆
- 価格★★★☆☆
- 防水等級IPX7
全ての要素においてかなりバランスの取れたスピーカーで、手軽に持ち運んで音楽を楽しむには最適かも知れません。
UE(UltimateEars) WONDERBOOM
- 音質★★★☆☆
- 携帯性★★★★☆
- 価格★★★☆☆
- 防水等級IPX7
まず見た目が可愛いです。でも見た目によらず結構音質は良いです。女性にはこのフォルムが受けるんじゃないでしょうか?
UE(UltimateEars) BOOM2
- 音質★★★★☆
- 携帯性★★★☆☆
- 価格★★☆☆☆
- 防水等級IPX7
ポジション的にはJBLのFLIP4と殆ど同じかなと。若干こっちの方が音質も価格も高めです。
UE(UltimateEars) MEGABOOM
- 音質★★★★★
- 携帯性★★☆☆☆
- 価格★☆☆☆☆
- 防水等級IPX7
かなりイカつい低音を出してくれます。音質的にはこの中ではNo.2ですね。再生時間も20時間なんで、朝から晩まで躍り狂えます。
まとめ
僕の率直な感想としては
- 低音重視ならBOSE
- コスパ重視ならANKER
- それ以外はJBL、UE
という感じです。低音の質でBOSEに勝てるメーカーは今のことろ無さそうです。
後は使い方や人数によって最適な物が変わります。しかし「大は小を兼ねる」ということわざの通り、積載量に余裕のあるオートキャンプなんかではデカいスピーカー買っとけば間違いないです。
因みに、僕は次に買うスピーカーはBOOM2が良いなと思ってます。持ち運びやすく音質も充分で、何より見た目が好きです。
以上、夏のアクティビティに使えるワイヤレス防水スピーカーの紹介でした。
お気に入りが見つかれば幸いです。
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