え?ナイフって錆びるから面白いんじゃないの?炭素鋼のナイフに勝るものなし!

どうも!自称「世捨てびと」のカナモです!

最近では「1週間海水に浸けても錆びない」と定評のH-1鋼をはじめ、錆に対して強いナイフの鋼材が色々と出てきています。ダイビングや海辺のアクティビティなどには必須と言ってもいいでしょう。

でも僕はこうも思います。

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ナイフは錆びるからこそ面白い!

 

鉄は錆びる

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知らない人もいるかもしれないんで、一応言っときます。

鉄は錆びるんですよ?
え?知ってる?

前提として、鉄(Fe)自体は錆びません。

と言うのも、純度99.999%くらいの超高純度の鉄なら錆びることはないんですが、鉄の製造段階で炭素、ケイ素、マンガンなどの不純物が混ざり、それが酸素や水分と反応して錆びてしまいます。そして超高純度の鉄は一般には出回っていません。

つまり僕らが知ってる「鉄」は錆びるってことです。

ナイフの鋼材は基本的に、鉄に炭素を0.02〜1.7%ほど混ぜた「炭素鋼」です。ステンレスナイフも、クロムなど他の金属を混ぜてるだけで、ベースは鉄です。その含有率によって、鋼材の錆への強さが決まります。

でもやっぱり僕は錆びにくいステンレスよりも炭素鋼が好きです。

 

切れ味はやっぱり炭素鋼

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その理由のひとつとして、炭素鋼は一般的なステンレス鋼よりも切れ味が良いというのがあります。

ナイフは切れてナンボの物だと思ってます。切れないナイフなんて、挙式で流暢な日本語を喋る神父と同じです。あれはカタコトだから雰囲気でるんですよね。

 

錆に強いナイフの弊害

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勿論、切れ味だけで炭素鋼を選んでいるわけではありません。錆びにくいナイフを使うことによって、いくつかの弊害があるからです。

メンテナンスを怠る

ナイフに限らず、道具は常にメンテナンスが必要です。

常に道具を最高の状態にして、そのポテンシャルを発揮させてやれなければ、持ってる意味すらありません。

錆びにくいというポテンシャルに頼っていると、ついついメンテナンスを疎かにしてしまいがちです。そうするとナイフの微妙な変化に気付きにくくなり、宝の持ち腐れ状態になってしまいます。

これはあくまでも僕の主観ですが、ステンレスナイフの愛用者は研ぎが下手だったり、そもそも研げないという人が多いように思います。

ステンレスは研ぎにくい

ステンレスは炭素鋼に比べ、鋭い刃をつけるのが難しいです。なので初心者がステンレスを一生懸命研いでも、良い刃をつけるのはできないと思います。

まずは炭素鋼で研ぎの技術を磨いて、それからステンレスのナイフを持った方が、理にかなってます。

工夫を捨てる

最初からステンレスのナイフばかり使ってる人は、錆防止のためブレードにリップクリームやワセリンを塗るという工夫を知らないこともあります。錆びにくくするためにわざと黒錆をつける、というのも経験できないわけです。

そう言った創意工夫こそが趣味の醍醐味なのにね。

使用時以外は常にドライな状態をキープするという、基本中の基本さえ出来てない人もいました。

 

まとめ

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現代では、ナイフは基本的に趣味の道具です。そして趣味は手間をかけるほど面白くなるし、より深い興味や愛着も湧いてきます。ある意味で趣味とは、効率化と対極の位置にあるものかもしれません。

だからこそ炭素鋼のナイフは面白いんです。

錆びないように工夫したり、錆びたら研ぎ直したり、そういった研鑽を経て着実にスキルアップしていくというのが、ナイフの醍醐味ではないでしょうか。

ダイビングなどは別としても、趣味としてのナイフは手間をかけた方が絶対面白いですよ!

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