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明けましておめでとうございます!カナモです!
令和最初の年明け、東京オリンピックなど、2020年は色々な意味で特別な年ですね。
僕も2020年という年を良きものにしたいと考えていました。
なので、いつもと同じように新たな年を迎えるのではなく、何か特別な思い出を作りたいと考えました。
そこで、2019年から2020年に変わる瞬間を、無人島で過ごすことにしました。
大丈夫です。
頭はまだ正常に働いてます多分。
記事の最後に動画貼ってるんで、そちらもあわせてご覧ください!!
もくじ
2019年の反省
2019年を一言で表すならば「結果の伴わない1年」だったと感じています。
この結果というのは、平たく言ってしまえば金銭的な結果の事です。
NatureBase真庭やサバイバル女子プロデュースなど、ワクワクする事は沢山ありました。
でも、それがお金に繋がっているかと言うと、むしろ赤字です。
それは別に良いんですよ、僕が好きでやってる事なんで。
でも現実問題、お金無いと行きていけないんですよね。
2020年はもう少し生活とやりたい事の折り合いをつけて行こうと思ってます。
無人島で年越し
新たな気持ちで2020年を迎えたいと思い、2019年から2020年に変わる瞬間を無人島で過ごすことに決めました。
無人島では自分との対話の時間が圧倒的に増えるので、今一度自分自身を見つめ直すには最適な環境なんですよ。
向かったのは、兵庫県姫路市の南部に位置する「太島(ふとんじま)」です。
この辺りの無人島では1番人気の島で、夏場は他の団体とバッティングする事も珍しくありません。
まぁ僕も今回バッティングしてしまったんですけどね。
それは後で説明します。
1週間の無人島キャンプ
今までは基本的に2白3日の日程で無人島に行ってました。
食料を持ち込まないガチめの無人島体験を実施してたので、2泊3日以上は僕含め耐えられない人が出てくるだろうという理由からです。
しかし今回は自分を見つめ直す時間が欲しいので、ガッツリ食料持ち込んで6泊7日の日程にしました。
同行者紹介
かんた
ムックみたいな色の右の青年です。
2018年の12月にも無人島に来てくれたリピーターです。
その時は「プログラミングを学ぶ」という誓いを無人島で立てましたが、この1年でキッチリ身に付けてアプリ開発とかやってる、有言実行男。
しかも、こんなしっかりしてるのにまだ19歳というね。
もうおじさんは君の未来を心配していない。
ガッキー
左のガチャピンカラーの彼です。
「1ヶ月で100人と会う」というプロジェクトを終えたばかりの、行動力の鬼。
行動力は凄いけど、なかなかの天然&ピュアボーイなので、優しく接してあげてください。
おじさんは君の未来が心配です。
今回はこのリアルポンキッキーズみたいな2人と僕の3人で、無人島での年越しを楽しみました。
無人島でのミッション
せっかくの年越し無人島なので、いくつかミッションを設けることにしました。
初日の出を見る
今回のメインイベントです。
2020年を新たな気持で迎えるためには絶対に必要な儀式です。
ゆっくりと登ってくる新年最初の太陽を拝みながら今までの自分を振り返り、そして「今年こそは!」と意気込むわけですね。
去年は実家でダラダラしながら年を越したせいで、納得のいかない2019年になったに違いありません。
もう今年はスタートからして気合の入り方が違います。
餅つき
正月と言えば、やはり餅ですよね。
毎年何人かがお亡くなりになっていますが、正月から餅が消えることは永久に無いでしょう。
当然ながら無人島には臼も杵も無いので、手元にある道具(やゴミ)を使って餅をつきたいと思います。
塩作り
これはもう恒例行事となっています。
無人島では基本的に調味料はありません。
なので、最も原始的かつ簡単に作れる「塩」を、海水から精製します。
しかもただ煮詰めるだけのものではなく、ちゃんとにがり成分を分離した純度の高い塩を作ります。
ちねり米
無人島をより身近な存在にしたのは間違いなく「黄金伝説」です。
そして黄金伝説と言えば「ちねり米」です。
せっかく長期間無人島に滞在するので、ちねり米は作っておかないとダメですよね。
まぁ二度と作ろうとは思いませんけどね。
門松を作る
正月の風物詩は色々ありますが、門松は正月にしか活躍しない物ですね。
せっかくなんで、無人島にあるものだけを使って門松を作りたいと思います。
これは後から紹介する「コロンボーイズ」との3本勝負の一環で作りました。
正直、結構クオリティ高いと思ってます。
書き初め
これも、コロンボーイズとの対決で実施しました。
僕は書道の有段者(確か2段くらい)なんで、そこそこは書けると思ってましたが、対戦相手はなんと8段の超上級者でした。
結果は言わずもがな。
まぁ書道は小学4年生くらいでやめたんで、これはもう仕方ないです、ええ。
年越し無人島キャンプ動画
文章で説明しても伝わらないので、実際にどんな事をやったのかは動画でご確認いただければと思います。
【前編】2020年を無人島で迎える年越しキャンプ生活!!
【後編】2020年を無人島で迎える年越しキャンプ生活!!
コロンボーイズと対決!
上でも説明しましたが、たまたま同じ時期に同じ島で出会った早稲田大学の3人組「コロンボーイズ」と、どちらが本物のサバイバーなのかを決めるためにバトルを繰り広げました。
無人島ガチバトル!真のサバイバーはどっちだ!?
コロンボーイズを要チェックや!
僕はコロンボーイズの3人がとても気に入りました。
めっちゃ良い青年達です。
そんな彼らを是非一緒に応援してください。
8月には世界一周旅行を計画しているそうです。
みんな無人島に行こう!
無人島を経験した人がほぼ間違いなく言うセリフが2つあります。
「めっちゃ楽しかった」「でも当分は行きたくない」
その気持ち、よく分かります。
無人島って、得るものが本当に多いんですよ。
- 文明の偉大さ
- 火のありがたみ
- 火おこしの難しさ
- 自分との対話
- 限界への挑戦
- 食事の大切さ
- 仲間の大切さ
などなど、本当に沢山のことを学べます。
これが「めっちゃ楽しかった」の部分です。
でも、それと同じくらいしんどいんですよね。
火が起こせなければ食事もまともに作れないし、暖を取ることも当然できません。
水がないと早々に死んでしまいます。
食べられる魚介類や野草の知識がないと、常に食中毒に怯えなければなりません。
無人島では、知識が無いとあっけなく死んでしまうことだってあり得ます。
これが「でも当分は行きたくない」の部分です。
一見真逆の性質を持ったこの2つですが、見方によっては同じ意味を持ちます。
「当分行きたくない」と思っている内は、無人島で学んだことが十分に活かされていると捉えることができます。
そして「また無人島に行きたいな」と思う頃には、以前の学びでは足りなくなっている。
つまり一段階上のレベルに成長した証でもあるわけです。
人は成長し続ける生き物です。
しかし何がきっかけで自分が成長するのかは、明確な基準なんて一切ありません。
でも「また無人島に行きたいな」と思えるくらい心に余裕ができたら、あなたは確実に成長していると言えます。
そんなわけで、みんな無人島に行こう。