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どうも!自称「世捨てびと」のカナモです!
テント選びに苦労している人はとても多いです。
僕のブログ内でも、テント関連記事は常にページビュー数の上位になってます。
そんな悩みを解決すべく、テント選びで特に注目すべき点を3つに絞ってご紹介したいと思います。
始めに断っておきますが、これはあくまでも僕の個人的な選び方です。
重量は重すぎず軽すぎず
当然と言えば当然ですが、荷物は軽いのに越したことはないです。それが山なら尚の事で、軽い=身体への負担が少ないので、1gを削る為に各メーカーが様々な趣向を凝らしています。
しかし、僕は他の人と考え方がズレているかもしれせん。2kgも3kgもするテントが良いとは言いませんが、かと言って600gや700gしかないような超軽量テントは必要ないと思っています。
僕は山岳テントは消耗品だと考えています。消耗品であってもできれば長持ちする物が欲しいと思うのは当然です。重いテントと軽いテントの1番の差は生地の厚みです。同じ素材でテントを作った場合、薄くすればする程軽くなりますが、それに伴って強度や耐久性も低くなり結果的に長持ちしにくいです。
最近のテントで言うとNEMOのブレイズは1人用で総重量790gと、ありえない程軽いです。それを可能にしている大きな要因がフライ素材10D・フロア素材20Dという極端な生地の薄さです。
メーカーとしては十分な強度があると謳っていますが、石や木など物理的なダメージには耐えられないのではないかと思います。山でテントを張る時は常にそういった脅威に晒されている訳です。なのに10Dは正直やりすぎではないかと思います。
更に、人気のある山のテント場では自然の脅威だけでなく周りにひしめく他の登山者すらもテントが壊れる原因になり得ます。軽すぎるというのは、登山者にとって必ずしも助けになるとは限りません。
プロモンテのVLシリーズや、モンベルのステラリッジあたりが重量・収納サイズ・耐久性ともに1番バランスが良いと思います。定番と言われるだけのことはあります。僕が使ってるテントもVLシリーズのOEM製品であるエルブレスのLBS20というテントですが、やはり良いテントです。
ただキューベンファイバーなどの新素材が安く手に入るようになれば、この考え方もコロッと変わるかもしれせん。
前室は必須
いくら軽量・コンパクトでも、僕はツェルトを使うことは無いと思っています。今のところ。何故なら僕がテントに求める条件として絶対に譲れないのが「寝る場所以外に屋根がある」というポイントです。
早い話、広い前室が欲しい訳です。最悪前室は無くても寝床以外のスペースが取れればいいです。というのも、雨が多くジメジメした気候の日本で快適にテント泊をするには、寝るスペース以外に雨に濡れない場所があった方が過ごしやすいです。
テント泊で朝を迎え目が覚めたら外は土砂降り。というシチュエーションは、日本では珍しくありません。そんな時に前室が無いテントだったら、もう何もかも嫌になります。
登山に於いて精神面というのは非常に大事なものだと僕は考えているので、前室があるだけでその後の山行で足どりが軽くなります。多分。
雨が降らなかったとしても、寝床と外にワンクッションあるのと無いのとでは気分的にかなり違います。よくテント泊する人なら分かっていただけるかと思います。モノポールテントで、半分がインナーテントでもう半分が前室という物がありますが、張るスペースさえ確保できればあれが1番楽しそうですね。
価格
「安くて良いアイテムを使う」というのが僕の価値観の大前提にあり、このブログのテーマでもあります。
ヒルバーグのように、ビックリする程値段が高いテントは性能も良くて当たり前なので、欲しいとは微塵も思いません。
安いのに使える物こそ所有する喜びがあると信じています。
最近は安くても品質の良いテントが様々なメーカーから出ています。一昔前だと中華製の安い登山用品は敬遠されてきたかもしれませんが、最近は品質も良くなっているので、NatureHike(soomloom)やTREADなど、中華ブランドでもよく出来た製品を売り出している所はかなり増えてきています(たまに酷いハズレがありますが)。
そいうった掘り出し物的なアイテムを探して使うのが何よりも楽しいです。テント場で、他の登山者が使ってる定番のテントを横目に自分は訳わからんどマイナーなテントを張る瞬間は、なんとも言えない満足感があります。
以上、テントを選ぶ3つのポイントでした。それでもまだ決めきれない人は、モンベルのステラリッジ2を買っとけば失敗はしないでしょう。
超投げやりですんません。
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