
どうも!自称「世捨てびと」のカナモです!
キャンプは夏だけのアクティビティではありません。
それぞれの季節ごとに違った楽しみ方ができる、1年通して楽しめるものです。
とは言え、やはり真冬のキャンプは敬遠されがちです。
でも気温に合った暖房器具と寝袋を用意すれば、冬のキャンプも楽しい時間になるよ、というのを説明したいと思います。
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冬のキャンプはココが良い

虫がいない
夏のキャンプの大敵は「虫」です。
蚊は当然ですが、他にもゴキブリ、ムカデ、ハエ、蛾など、女性の天敵とも言える虫達がわんさかと集まってきます。
しかし冬のキャンプでは、そういった虫を見ることはほとんどありません。
虫が苦手な人には冬キャンプおすすめです。
焚き火が沁みる
夏の焚き火は暑いんですよね。
「じゃあ焚き火せんかったらいいやん。」と思ったそこのあなた。
バカヤロウ!焚き火なくしてキャンプを語れるかバカヤロウコノヤロウ!
はい、そういうことです。
寒い時期の焚き火って、身体だけじゃなく心もあったかくなるんですよ。
一度体験すれば、僕の言ってることが絶対に理解できますよ。
温かい料理が最高
焚き火に鍋をセットして、温かいスープを作って飲む。
夏でも勿論やるんですが、冬のキャンプだとそのありがたみが120%味わえます。
冷たくなった指先をじんわりと温めてくれるスープは、まさに幸せそのものです。
冬キャンプは寝袋が超重要

当然ですが、冬は寒いんです。
だからいくら焚き火やスープが沁みると分かっていても、なかなか冬にキャンプをやろうと思う人が少ないのは事実です。
でも快適な睡眠を確保できれば、多少寒くても案外平気ですよ。
快適な睡眠に必要なのは、冬でも使える寝袋です。
これはもう絶対に妥協してはいけない部分です。
理由は言わなくても分かると思いますが、寝袋の選択に失敗すると、最悪死ぬからです。
風邪で済んだらラッキーです。
人間は深部体温が35℃を下回ると低体温症になり、27℃で凍死します。
油断してると、夏場でも低体温症で死ぬ可能性も十分ありますよ。
つまり冬場はもっとシビアになる必要があるってことです。
冬キャンプにおすすめの寝袋
具体的にどの寝袋がおすすめなのかを、2つのパターンで紹介していきます。
冬用シュラフにする
大抵の人はこのパターンを選んでいます。
真冬の寒さでも快適に過ごせる寝袋を、ひとつだけ用意する方法ですね。
おすすめなのは
- モンベル ダウンハガー800#2
- イスカ ダウンプラス ポカラX
- ナンガ オーロラ500
このへんです。
-3℃くらいまでなら快適に眠れるんで、東北や北海道などの寒い地域や、標高1,000mを超えるような場所じゃなければ大体いけます。
但し女性は気温が0℃以下になるとしんどいと思います。
というのも、女性は男性よりも体感温度が3〜5℃低いと言われています。
なので、もう1ランク暖かい寝袋を用意した方がいいでしょう。
モンベルなら#2じゃなくて#1にしたりね。
レイヤリングする
冬用の寝袋を真夏に使うと暑すぎるんで、結局夏用の寝袋を別で用意することになります。
でも夏用と3シーズン用の寝袋を買った場合、冬場はその2つを重ねて使えば(レイヤリング)、冬用寝袋単体よりも温かいこともあります。
僕はこっちの方式を採用しています。
夏は夏用単体、春と秋は3シーズン用単体、冬はレイヤリングって感じですね。
これの何が良いのかというと、冬用+夏用の寝袋よりも、3シーズン用+夏用の寝袋の方が安く揃えられるってことです。
僕はモンベルのアルパインダウンハガー800#3と、イスカのエア130Xのレイヤリングをしてます。
モンベルの寝袋は伸縮性があるんで、レイヤリングには最適なんですよ。
多分この組み合わせが1番良いです。
実際に-4℃以下の富士山麓でキャンプした時も、この組み合わせで快適に寝ることができました。
暖房器具があればもっと快適

とはいえ、体感温度には個人差があります。
冬に半袖で過ごすツワモノもいれば、夏でも長袖の人もいます。
なので、寒がりな人には以下に紹介するアイテムがあれば尚良しです。
湯たんぽ
冬場の暖房器具で1番怖いのは「一酸化炭素中毒」です。
湯たんぽなら一酸化炭素中毒にはなりません。
しかも暖かさが朝まで続きます。
キャンプっぽさを出すなら、専用の湯たんぽじゃなくてキャンティーンカップを使えばめっちゃいい感じになりますよ。
湯たんぽ使用時の注意点としては、絶対に直接肌に触れないようにすること。
低温やけどになります。
使い捨てカイロ
1番手っ取り早い方法です。
僕は雰囲気を大事にするタイプなんで使いませんけどね。
ゴミもたくさん出るし。
湯たんぽと同じく低温やけどには注意してください。
充電式カイロ
オイル式カイロのような発火の危険性がほとんどなく、繰り返し使えるから使い捨てカイロと違ってゴミが出ない、ある意味理想の暖房器具です。
但し個人的には、発熱する電子機器というのにはどうしても抵抗があるんですよね。
当然ながらメーカーはしっかりとそのへんの対策をしてるはずなんで、僕の個人的な意見ですよ。
実際湯たんぽや使い捨てカイロよりも遥かに便利だと思います。
スマホ充電機能とか付いてるやつもあるし。
僕は雰囲気を(以下略
因みに、いくら寒くてもテント内で練炭は絶対に使わないでください。
一酸化炭素中毒で最悪の場合死に至ることもあります。
2017年2月に、京都の笠置(かさぎ)キャンプ場で、キャンパーの死亡事故がありました。
詳細は出回ってないんですが、どうやら火器による一酸化炭素中毒らしいです。
とても残念な事故ですが、冬のキャンプでは誰でも陥る可能性のある事故です。
まとめ

冬にキャンプするのって、なんか上級者っぽくないですか?
実際冬キャン人口は少ないし、その良さを知ってる人も限られています。
でも想像してみてください。
寒い季節
焚き火に照らされる2人の顔
寄り添って温める手
絡み合う視線
重なる
2つの影
寒空の下
ゆっくりと流れる時間
ああもう好きやーーーー!!!!
まぁそういうことです。
冬キャンプおすすめですよ。
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