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どうも!自称「世捨てびと」のカナモです!
今回はどの家庭にもある「ジップロック」の、アウトドア的活用術を紹介したいと思います。
たかがジップロック、されどジップロックですよ。
キッチンに置いてあるアイテムの中でも、こんなに役立つものは他に無いってくらい便利です。
アウトドアで使う保存容器のうち
- 安い
- 軽い
- 気密性が高い
- サイズが豊富
- 中身が見える
- コンパクトに収納できる
この条件を完璧にクリアしてるアイテムはジップロックぐらいなもんです。まぁそういうことで、ジップロックの定番の使い方からまさかの活用法まで色々紹介していきます。
因みに、本来「ジップロック」は食品保存用ストックバッグの商品名ですが、他の商品であっても似た形状のものをそう呼んでいる人が殆どなので、あくまでもストックバッグ全体を指す言葉として「ジップロック」を使います。
火おこし
「ジップロックで火なんかおこせるか!」
と思ったあなたは、無人島サバイバルで真っ先に死ぬタイプです。
とりあえずこっちの記事の下部を見て下さい。ジップロックで火おこしやってます。
スマホケース
アウトドアでは雨に降られることも珍しくありません。雨で1番困るのは、スマホなど電子機器の水濡れです。そんな時にジップロックがあれば、スマホを入れて防水ケースとして使えます。もうアウトドア派の間では定番の使い方になってます。
気密性が高いので水の中に浸けても全く問題ありません。が、結構破れやすいので要注意です。
ドリンクバッグ
「カップはチタンが最軽量」とか言ってる人がいますがそれは間違いです。
縦長で厚手のジップロックこそが最軽量のカップです。
日本で見かけることはかなり稀ですが、海外では自立型のジップロックにコーヒーを入れて売ってたりします。ロハス系のイベントに出店してるようなカフェにこういうスタイルが多いように思います。90℃位まで使えるものも多いので、ホットドリンクも熱湯じゃなければ大丈夫です。
飲み終わったら超コンパクトに収納できるので、登山やキャンプには最適です。見た目も案外オシャレ。
財布
間違いなく世界最軽量の財布です。
これより軽いのは裸銭というやつです。中身も見えるので、案外使いやすいですよ。レジで見られるのに抵抗が無ければですけどね。U.L.スタイルの登山では、もはや常識となっています。
なんならデートとかで
「支払いは任せろ〜!」テッテレ〜♪
てな感じでジップロック財布を取り出して欲しいです。
衣類の収納
水に濡れたら困るのが、予備の衣類です。防水のスタッフバッグを使うのが一般的ですが、大きめのジップロックでも問題なく使えます。耐久性には多少不安が残りますが、スタッフバッグを用意出来なかった時の代替案として覚えておけば便利です。
衣類用の圧縮袋という手もありますが、専用設計なんで、他の使い方が出来ません。やはりここはスタッフバッグか大きめのジップロックが汎用性あって良いです。
トイレットペーパーケース
トイレットペーパーも、水に濡れたら困る物の代表格です。必要な量をロールしてジップロックに入れておけば、いつでも快適に山ウ◯コをエンジョイ出来ます。
因みに、野◯ソにポケットティッシュは絶対に使わないで下さい。バクテリアに分解されにくいので、いつまでもそこに残ったままになります。
「野◯ソの方法がどうしても知りたい!」という奇特な方は、下の記事を参照して下さい。見終わったらちゃんと手を洗ってね。
コーヒー豆
僕は山でコーヒー豆を焙煎して飲むのが好きなんですが、コーヒー豆を持ち運ぶには小さめのジップロックが最高に使いやすいです。
左が焙煎する前の「コロンビア スプレモ」で、右が深煎りにした「ブラジルNo.2」です。どちらもブレンドベースとしてよく使われる、酸味・苦味・コクのバランスが良いスタンダードなコーヒー豆です。まぁ豆の説明はどうでもいいんですが。
因みにキティちゃんは僕の趣味じゃないですから!
小さいのこれしか無かっただけですから!
米を炊く
飯盒?いりません!
だってジップロックで炊けるから。
普通アウトドアで米を炊くのは飯盒がメインですが、ジップロックの方が素早く簡単に炊けてしまうんです。
やり方は簡単です。
- ジップロック開ける
- 米入れる
- 同量の水入れる
- ジップロック閉める
- そのまま熱湯に入れる
- 薄ら笑いを浮かべ、気持ち悪い動きをしながら待つ
- 15分後、完成
これだけです。
薄ら笑いと気持ち悪い動きは、単にそんな人を僕が見てみたいというだけです。「あ、この人俺のブログ読んでくれたんや!」というのがすぐに分かるし。
因みに、使うジップロックの耐熱温度は必ず確認して下さい。大抵の物は90℃とか100℃なんで、熱で溶けてしまう可能性があります。
緊急時にはそんなこと言ってられませんが、もし炊飯のためにジップロックを用意するなら、シリコン製の物をオススメします。200℃までは余裕で耐えてくれます。
まとめ
今回は「アウトドアで使える」というのを前提にして、ジップロックの色んな活用方法を紹介しました。アウトドアに限定しなければもっと沢山の使い方があります。
僕がみなさんに言いたいのは、
たかがジップロック、されどジプロックですよ。(本日2回目)
これはもうザックにジップロックを忍ばせて山に行くしか無いですね。僕もジップロック使いとしてはまだまだヒヨッコなんで、新しい使い方を見つけた方は是非ご一報下さい!
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