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どうも!自称「世捨てびと」のカナモです!
登山には何かとお金がかかります。登山靴やレインウェアなどの装備はある程度仕方ない部分もありますが、意外と消耗品に費用をつぎ込むことが多いです。
命を守る装備に出費を渋るのは本末転倒なので、まずは小物から渋っていこうと思い、100均で使えるアイテムをまとめてみることにしました。
もくじ
定番の袋類
ジップロック
これはもう知らない人はいないレベルですが、一応紹介を。
ジップロックには大きく分けて食品用と雑貨用の2種類があります。それぞれの特徴としては、食品用はジッパー部分がしっかりとした作りで、本体には品名や日付を書く場所があることが多く、ビニールも厚めです。
「ジップロック」はそもそも商品名ですが、もう「密閉保存袋=ジップロック」という概念が出来上がってるので、ジップロックと呼ぶことにします。
雑貨用は生地薄め、シンプル、ジッパー弱めという感じですが、様々なサイズ展開があるのと、1商品あたりの枚数が食品用よりも多いです。
使い分けとしては、食品用はそのまんま食品に使うのが良いです。昼ご飯で出たゴミや、刻んだ野菜などなど。僕はコーヒー豆を入れて持っていくことが多いです。ラベルに豆の種類と焙煎した日付を書いておくと飲み頃が分かりやすいし、他の豆と混同することもありません。
雑貨用にはスマホを入れるのにピッタリなサイズがあるので、雨に備えて1枚はザックの中に入れています。飴や塩タブレットなどのゴミをまとめるのにも便利です。
ロールタイプのビニール袋
これも使ってる人は多いかもしれません。
僕の場合は、ドリップした後のコーヒー豆の処理に欠かせないアイテムになってます。替えのロールも2本セットで売ってるので、ザックに入れておくと何かと便利なアイテムです。
1枚で2倍の強度を出すために、一度小さく括って、余った部分を裏返してもう一度包んで結ぶようにしてます。
タッパー
これも100均ではかなりメジャーなアイテムですが、登山でどうやって使おうかと色々試行錯誤しました。
自作アルコールストーブのケースとして
空き缶で作ったアルコールストーブを使うことがあるんですが、このストーブの最大の欠点は強度にあります。ペラッペラな空き缶が材料なので、そのままザックに放り込むと間違いなく潰れます。そこで役に立つのが小さい丸型のタッパーです。
このタッパーに入れておけば、ストーブが潰れることはありません。しかもタッパー本体を燃焼中のストーブに被せたら火を消すこともできるので、ケースと消化蓋の1台2役という優れものです。
缶詰ケースとしても
持って行きたいけど後処理に困るのが缶詰です。小さくすることもできないし、汁が残ることが多いし、袋に入れて持って帰ろうとしても破れる可能性があります。それならばいっそのこと、行きも帰りもタッパーに入れておけば万事解決(?)です。
タッパーに入れておけばザック内に汁が漏れることも無いし、パッキングサイズは行きと変わりませんが、裏を返すとザック内で荷物が暴れません。タッパーの蓋はスクリュー式の物をオススメします。
因みに、「汁捨てて帰ったらええやん」と言う人もいますが、僕は反対です。皆が休憩する場所に残飯を出すと、野生動物が集まります。猫やイタチなら良いですが、猪や熊ならどうするつもりやねんと。
ダクトテープ
かなりのスグレモノです。が、最近の100均では見かけなくなりました。以前は短いロールで売ってたとこもあったんですが。
ダクトテープとは、ハリウッド映画などでちょくちょく出てくる銀色のテープのことなんですが、よくある茶色の布ガムテープと材質上の違いはさほどありません。しかし、布ガムテープよりも粘着力や強度が高いです。アメリカ版ガムテープという感じでしょうか。
実際にアポロ13号のエアポンプの補修にも使われていた程汎用性があり、アメリカ人が愛してやまないのはチャック・ノリスとダクトテープくらいです。
レインウェアの補修
転んだり石や木の枝に引っ掛けて、レインウェアが破れてしまうことが稀にあります。そんな時は裏表からダクトテープを貼って応急処置しておけば、とりあえず問題なく使えます。と言うよりそのまま使い続けることもできます。テントやタープの補修にも使えます。
傷の応急処置
手や脚を切って出血しても、ダクトテープをチャチャッと巻いて止血完了です。魚の目の治療にも使えるらしく、液体窒素で治す方法よりも有効だとか。
絆創膏よりも厚くて丈夫なので、靴擦れした場所に貼っても効果は抜群です。
自作の財布
ダクトテープで財布を作ることもできます。軽量&思いのほか丈夫なので、登山装備の軽量化も図れます。海外ではダクトテープで作った財布を販売している所もあります。しかも永久保証だそうです。
僕も実際に作ってみました。
ダクトテープではなく普通の布ガムテープですが。
高級感出してみました。お高いフレンチレストランでも通用しますねこれは。
ダクトテープをそのまま持っていくとかなり嵩張るので、コンパクトに巻き直して持っていくことになると思います。トレッキングポールやナルゲンボトルに巻いて持っていくと、場所を取らないのでオススメです。ストローや不要なカードに巻くという方法もよく使われます。
シットマット
登山用品店で買うと1,000円程しますが、同じようなマットが100均にも売っています。
ザックの背面や底に入れて型崩れを防いだり、ザック容量に対して荷物が少ない時にこのマットを詰めて荷物が暴れないようにしたりと、座る以外にも使い道があります。重量も軽いので、複数入れても気になる程ではありません。
カトラリー
100均カトラリーの中でも特に役立つのが、キャンプ用のスプーンやフォークです。
これも専門店で買うとそこそこします。重量は多少劣るものの、モノ自体が小さいので重くても数gです。耐久性に関しても大きくは変わりません。
100均で登山に使えるアイテムはまだまだあるので、定期的に追記していきたいと思います。
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