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どうも!自称「世捨てびと」のカナモです!
オシャレな山ガールには定番のアイテムとなっている「サコッシュ」ですが、山ガールだけじゃなくキャンパーや山ボーイ、山姥にもオススメしたいと思います。
という訳で今回は
- 何故サコッシュが便利なのか
- サコッシュの有効活用法
- オススメのサコッシュ
のテーマで、色々と紹介したいと思います。
もくじ
サコッシュとは
本題に入る前に、サコッシュとは何なのかと言うのを簡単に説明したいと思います。
元はロードバイクで使われていた
ツール・ド・フランスなど、ロードバイクのレースを見たことがある人は知ってると思いますが、レース中に選手が補給ポイントに差し掛かると、ドリンクや補給食を薄手の袋にまとめて手渡されます。その袋が「サコッシュ」です。
フランス語で「袋」を意味する言葉なんですが、一般的にサコッシュはこの形のバッグのことを指します。補給に片手しか使えないロードバイクでは、軽量で取り出しやすいこの形状がベストという訳です。
余談ですが、登山用のサコッシュは日本発祥のアイテムです。
何故サコッシュが便利なのか
例えばキレイな景色や動植物を写真に収めたいと思った時、カメラやスマホをザックにしまっていたら
- ザック下ろす
- カメラ取り出す
- 写真撮る
- カメラしまう
- ザック背負う
という5つの動作が必要になってきます。
しかしザックではなくサコッシュにカメラを入れていた場合
- カメラ取り出す
- 写真撮る
- カメラしまう
という3つの動作で済む訳です。
ザックを降ろさなくても使えると言うのは、相当大きなメリットになります。だっていちいち立ち止まらなくてもいいですからね。
サコッシュの有効活用法
では実際に、どうやって使えばサコッシュのメリットを最大限に引き出せるかを考えてみたいと思います。
カメラを入れる
上で説明した通りです。持っていく荷物の中では取り出す頻度が高い物の代表なんで、サコッシュに入れてシャッターチャンスを逃さないようにしましょう。
地図・コンパスを入れる
現在地やルートの確認は出来るだけ素早くやりたいものですが、サコッシュに地図とコンパスを入れておけば、サッと取り出してシャシャっと確認してピャーっと行けます。
行動食を入れる
行動食をサコッシュに入れておけば、歩きながらでも食べることが出来ます。僕はザックのヒップペルトのポケットに入れることが多いんですが、なんせ入る量が少ないんで、今後はサコッシュに入れようと思っています。
ナイフや熊よけスプレーを入れる
緊急時に取り出したいのが、ナイフや熊よけスプレーです。もし熊に遭遇した時、ザックを下ろして中から熊よけスプレーを取り出してたら、噴射する前に熊のエサになっていることでしょう。
登山中に元傭兵のコックと出くわし、ナイフで沈黙の戦闘になる可能性も否定できません。
キャンプサイトを離れる時
キャンプの時に、買い出しやトイレなど、キャンプサイトを一時的に離れることがあります。そこに財布などの貴重品を置きっぱなしにするのはリスキーなので、サコッシュに詰めて持っていけば安心です。
オススメのサコッシュ
僕がオススメするサコッシュは、Marmot(マーモット)のサコッシュです。
アウトドアスタイルクリエイターの四角友里さんとMarmotのコラボモデル(を、僕の山仲間の女性デザイナーが形にしたもの)なんですが、なんせ軽くて使いやすいです。
生地は「CORDURA(コーデュラ)リップストップナイロン」で、極薄なのに耐久性と撥水性が非常に高く、超軽量でありながら長く使えます。
実際に重量を計ってみましたが、28gでした。
100円玉で例えると6枚分程度の軽さです。軽すぎ。
そして収納サイズがめちゃくちゃ小さいです。
サコッシュの容量が約2Lなんですが、それでこのコンパクトさはかなりのものです。ザックに収納しても場所を取ることはまず無いでしょう。
まとめ
カメラ・行動食など、「使用頻度の高い物」「緊急性の高い物」は、サコッシュに入れておくと素早く取り出せるので便利です。
またひとえにサコッシュと言っても、軽量なものやクッション性の高いもの、大容量なものやザックに連結出来るタイプなど、さまざまな特徴の物が売られています。あなたの用途に応じたサコッシュはきっと見つかる筈です。
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