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どうも!自称「世捨てびと」のカナモです!
最近はレザークラフトにどっぷりハマってるわけなんですが、僕が作るアイテムには「シンプル&ミニマル」という共通のテーマがあります。
今回はそれを最大限に発揮した、ミニマルなキーケースを紹介したいと思います。
もくじ
そもそもキーケースは不要?
作っといてアレなんですが、僕はキーケースは要らないと思っています。
何故なら常に持ち歩く鍵は2本しかなく、キーリングでまとめるだけで僕は十分だからです。
しかしながら、ポケットの中で鍵が暴れたり、引っかかって取り出しにくいことがあるんで、最低限鍵がホールドできる程度のキーケースはあってもいいのかなと。
コンセプト決定
そんなわけで、今回作るキーケースのコンセプトは
- 鍵が2本だけ入る
- 極限までシンプル&ミニマル
- なおかつ使いやすい
この3つに決定しました。
試行錯誤の連続
まずは既に売られているキーケースを片っ端から調べ上げ、その中から僕のイメージに近いものをピックアップしました。
こんなんです。
これらのキーケースにヒントを得て自分なりに噛み砕き、早速プロトタイプを作ることに。
Mk.1:革の選択ミス
最初に作ったのは、薄い革を使ったモデルです。
でも1mmの革だと形状が安定しないので、最低でも1.5mmは必要だなと。
形状も直線だけで構成されたシンプルなものにしてみたんですが、鋭角部分が弱くなり過ぎてダメでした。
Mk.2:小さすぎ
Mk.1の反省点を活かしてすぐにMk.2を作りました。
革の厚みはいい感じです。
サイズも3×4cmとかなり小さくなりました。
でも小さくしすぎて、鍵を2本収納した状態ではボタンが閉まらなくなりました。凡ミス。
Mk.3:余裕ありすぎ
次に作ったMk.3は、少し大きめに作ってみました。
フォルムも丸みを帯びたものに変更し、開閉のしやすさをアップさせてみました。
でもこれだと鍵4本は入ってしまうんですよね。15mmのキーポストを使ってるのも原因のひとつなんで、10mmのものに変更したいと思います。
あくまでも2本にこだわります。
ついに完成、ミニマルキーケース
3つの失敗作を経て、やっと理想のキーケースを作ることに成功しました。
これがそうです。
試しにMk.2の背面を斜めにカットしてみたんですが、それがいい感じに鍵2本収まることに気づき、その形を元に少しだけ手を加えて完成させました。
サイズは3×5cmで、縦は長くなりましたが、面積としてはMk.2と大差ありません。
今の僕が考えうる限りで、最もシンプルでミニマルなキーケースの完成です。ただし、自転車の鍵によくあるプラスチックカバー付きのものは収納できません。
革は姫路レザーのヌメ革を使ってるんで、実はそこそこ材料費かかってます。
まとめ
冒頭でも言いましたが、僕のレザークラフトにおけるコンセプトは「シンプル&ミニマル」です。日本語にすると「単純化&最小化」ですね。
このキーケースは、まさにそのコンセプト通りの仕上がりになったと感じています。
付け足す事はいくらでもできますが、削るのはとても頭を使いますね。
もう楽しくて仕方ないです。
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