
どうも!自称「世捨てびと」のカナモです!
山と言えば、コーヒーとロッククライミングです。コーヒーは道具さえあれば誰でも簡単に始められますが、興味はあっても「やってみよう」と一歩踏み出せないのがロッククライミングではないでしょうか。
ロッククライミングに対する一般的なイメージは
「高い」
「怖い」
「痛い」
「死ぬ」
こんなイメージだと思います。まぁ、的を射ていますね。
確かにロッククライミングは高所でやることが多いし、落ちたら死にます。しかし、ロッククライミングよりもゴルフの方が死亡率の高いスポーツなんです。データは中高年に的を絞ってるらしいので、あくまでも例えとしてゴルフを比較に出しましたが。
つまり僕が言いたいのは、「どんなスポーツでも、危機管理を怠ったら危険なものである」ということです。
ロッククライミングは小さなミスが命取りになるので、その点ではどのスポーツよりも安全に重きを置いています。基礎をしっかり覚えれば、こんなに楽しいアクティビティは他に無いと僕は確信しています。
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絶対に必要なロッククライミングの装備
前提として、今からロッククライミングを始めるという人向けです。そして初心者だけでロッククライミングは難しいので、経験者と一緒にやると仮定した最低限の装備を紹介します。
クライミングシューズ

これが無いとクライミングはできません。最悪、クライミングシューズだけあればボルダリング(数メートルの岩をロープ無しで登るスポーツ)はできます。
ヘルメット

ロッククライミング中、頭に小石が降り注ぐことは、そんなに珍しいことじゃありません。
クライミングは基本的に2人1組で行います。
あらかじめ岩の頂上にある支点からロープの真ん中を折り返すように垂らし、一人が一方のロープをつけて登り、一人が下からもう一方のロープを引っ張りながら登ってる人を確保するのが初心者向けのロッククライミング(トップロープ)のやり方です。
井戸水を汲む時の桶と人の関係と同じです。
この時に、クライマー(登ってる人)が石を落とすことが多々あり、下にいるビレイヤー(確保してる人)の頭に降り注ぐことも。その時にヘルメットが無いと、流血は免れないでしょう。勿論クライマーも突然の落石やフォール(滑落)に備えて被ります。
ハーネス、カラビナ

そもそもどうやってクライマーにロープを結びつけるのか?という問題ですが、ハーネスにカラビナを付け、そのカラビナにロープを結ぶのが(トップロープでは)一般的なロープの装着方法です。
カラビナは、ゲートにロック機構のついたものを最低1つ用意して下さい。
本当に必要最低限という意味では、これだけあればロッククライミングは始められます。勿論経験者と一緒にという意味ですが。
あれば尚良しなロッククライミングの装備
クライミング初心者の場合に限り、必ずしも必要ではない装備があります。それがどんなものなのか、簡単に紹介します。
ロープ

初心者の場合、一緒に行く経験者が持って来る筈なので、ロープは絶対に必要という訳でもありません。しかし、初心者でもロープワークは絶対に覚えなければなりません。家での練習用も兼ねて、ロープは一本持ってると何かと便利です。
ロープにはシングルロープ、ダブルロープと大きく分けて二種類ありますが、基本的に使うのはシングルロープです。
チョーク、チョークバッグ
手に汗をかきにくい冬場なら、チョークがなくても登れる岩もあるとは思いますが、夏場に登るなら必須です。値段的にも高い物ではなく、必要性を感じたらすぐに用意できるので、敢えて必須装備にはしていません。
六甲山で言うと、ブラックフェースという岩場では必要ないと思います。
岩に付いたチョークを落とすブラシもセットで持っておきましょう。ホームセンターに100円程度で売っているブラシがなかなか優秀です。
スリング、プルージックコード等の小物

支点の構築やセルフビレイなど、その内必ず必要になるので、早めに揃えておいた方がいいです。
装備の細かい話はまた別の機会にしようと思います。書き出したらキリがないので。
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