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どうも!自称「世捨てびと」のカナモです!
寒い時期や場所でのキャンプは、シュラフ(寝袋)がかなり重要です。薄手のシュラフでは、とてもじゃないけど快適な睡眠を楽しむことなんてできません。
シュラフの選択肢を誤ると、楽しいはずのキャンプはただの拷問に成り下がります。
僕も2月に富士山の麓でキャンプをしたんですが、その時の外気温は−6℃でした。しかし持ってきたシュラフは5℃までしか対応していないものだったので、寒すぎて睡眠どころじゃありませんでした。全部の衣類を着込んでシュラフにもぐりこみ、足をザックの中に突っ込んでなんとか眠れることができました。
その経験から、「あ、シュラフの対応温度って大事なんやな」という当たり前のことを痛感しました。
そんな僕が買ったのは「MerMonde(メルモンド)」という超マイナーなブランドのダウンシュラフですが、一万円以下で買えるのに限界温度が-30℃という訳の分からない高スペックです。
勿論ちゃんとした登山メーカーのシュラフに比べたら耐久性や重量など、比較にはならないでしょう。しかしキャンプ使う程度なら重量は気にしなくてもいいし、シュラフは消耗品と思っているんで、一万円以下で買えるというのは大きなメリットです。
実際にシュラフに入ってみると、室内では耐えられない程暑いです。寒い時期にキャンプする人にはおすすめです。
温度表記に注意!
少し話はそれますが、このシュラフの対応温度は-30℃となっていますが、これは快適に寝られる温度ではありません。
恐らくこのシュラフの場合、ギリギリ死なない温度が-30℃で、快適に寝られる温度がせいぜい男性で-10℃位まで。女性の場合はそれが-5℃位まででしょう。いくらなんでも−30℃というのは誇張しすぎな気がします。
男性と女性では、同じシュラフでも快適に寝られる温度が違います。
必殺技!レイヤリング!
今持ってるシュラフ一枚じゃ寒いけど、高いシュラフを買うほどでもないと思っている人は、是非ともレイヤリングという方法を試して下さい。
簡単に言うとシュラフを2枚重ねる訳です。そうすると高いシュラフ並の保温力が安く手に入ります。
メルモンドのシュラフは内部にそこまで余裕がないんで、封筒型のシュラフの中に入れて使うのが良いと思います。
ただ荷物は増えるので、どうしても安く上げたい人向けです。
追記 アルパインダウンハガー800#3買っちゃった
その後、僕のキャンプスタイルにはモンベルのアルパインダウンハガー#3がベストだと思い、買い直しています。
メルモンドのシュラフの欠点は、ダウンのフィルパワーが低いせいで膨らみが悪く、ダウンが1箇所に寄ってしまうことが多々あります。まぁ偏りは簡単に直せますし、それを鑑みても保温性はやはり高いんですけどね。
要はどういう用途で使うかですね。サイズと重量的に登山には絶対無理ですし、バイクでもキツかったです。
寒い時期のオートキャンプなら良いチョイスだと思います。
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