心も装備も超軽量に!初心者向けU.L.スタイル登山装備一覧




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アウトドア大好きな経営者一年生。 山と自然とコーヒーと猫をこよなく愛する、The アウトドア人間。 無人島体験、自給自足生活、オンラインサロンやってます。 低血糖&少食で、しょっちゅう貧血を起こす。 詳しいプロフィールはこちら!

どうも!自称「世捨てびと」のカナモです!

 

登山をこれから始めるにあたって、巷では
「靴はハイカットでないと!」
「日帰り登山のザックは30L以上!」
「長袖長ズボンでないとあかん!」
なんて言われてることが多いと思います。

勿論それが昔からの正統なスタイルなんで否定はしませんが、正直僕はそれら全てにおいて
「え?その必要なくね?」
と思ってます。

 

これだけ言ってしまうと「この素人が!」と言われてしまいそうなんで、僕がそう思う根拠と一緒に、初心者向けのU.L.(ウルトラライト)な登山装備を紹介したいと思います。

 

登山は軽さが重要

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まず前提として、登山では軽さがとても重要な要素です。

「登山の伝統を無視して軽さばっかり求めるのは暴論だ!」
という意見もきっとあるでしょう。

でも体力に自信のない人が6時間も8時間も重いザック背負って、片方1kgくらいある登山靴履いて行動するのって、どう考えてもキツいですよね?その体力が無い人間は山に登るなとでも言いたいんでしょうかね?それこそ暴論です。

僕が考える「初心者に優しい登山」というのは、その人の体力に合わせた装備を選んで登ることだと思っています。

結論を先に言うと
トレイルランニングのスタイル+α
が、初心者に1番負担の少ないスタイルだと思います。

 

初心者におすすめの軽量登山装備

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前置きが長くなりましたが、本題に入りたいと思います。
今回は登山装備3種の神器と言われている

  • ザック(バックパック)
  • 登山靴
  • レインウェア

の紹介です。

この3つを揃えないと登山するべきじゃないという伝統的な意見については僕も同感です。今回は初心者向けなんで、これさえ持ってれば間違いない!というアイテムを日帰り登山装備に絞って紹介したいと思います。

勿論僕のポリシーである「安くて使えるもの」という前提で。

 

ザック

よく言われてるのが、「日帰り登山なら30L、小屋泊なら50L、テント泊なら65L以上。」というものです。ひと昔前の登山道具ならそれでいいんですが、最近は軽量でコンパクトなものが増えているので、そこまでの容量は必要ありません。

僕が考える目安は

  • 日帰り登山:〜25L
  • 小屋泊:〜30L
  • テント泊(1泊):〜40L
  • 縦走(連泊):〜45L

です。

Black Diamond/ナイトロ

そして僕がおすすめする日帰り登山用のザックはBlack Diamond(ブラックダイヤモンド)の「ナイトロ」です。

重量は870g(S/M)とそこまでU.L.といった感じではないんですが、あまりにも軽すぎるザックは素材の強度や肩のクッションなどを犠牲にしすぎていることが多いので、日帰り用ザックなら1kg弱くらいがちょうど良いと思います。

よく「ザックは雨蓋(トップリッド)があった方が良いに決まってる」という意見がありますが、日帰り登山に関してはそこまで必要性を感じたことがありません。むしろ重量が増えるだけです。

ナイトロはメイン気室とは別に小さいポケットがトップについてるんで、スマホや行動食はそこに入れておけば問題ないです。ストックホルダーもちゃんとついてるんで、日帰り登山のあらゆるシチュエーションに対応できます。

 

登山靴

今まで先人達が言い続けてきた「ハイカットの登山靴じゃないと捻挫する!」という点ですが、実はあまり意味がないです。
むしろハイカットは膝や股関節への負担が大きいとさえ言われています。

動きの激しいバスケットボールも、コービーブライアントという元トッププロは率先してローカットのシューズを履いたくらいです。そして今ではローカットが主流です。

元々登山靴にハイカットが多いのは小石などが靴に入りにくくするためであって、捻挫しにくいというのはいつの間にか定着した迷信です。

つまり小石の侵入が防げればローカットでもオッケーなんですよね。
ゲイター(レインスパッツ)履けば解決する話です。

adidas/TRACEROCKER

トレイルランニングと言えばサロモンと思われがちですが、アディダスからも安くて良いトレイルランニングシューズが発売されています。

そして重量は290gと、かなり軽量です。

登山靴の重量はザックの重量の5倍重く感じられるという話があり、290gでもザックの荷物に換算したら1,450gに感じられます。これが1kgの登山靴なら5kgですよ。両足で10kgとかもうね…
だから登山靴の重量はかなり重要です。勿論軽すぎても強度やクッション性が悪くなるんで、300gくらいがベストな重さではないでしょうか。

ただし、トレイルランニングシューズは基本的に防水ではありません。
その代わりに水はけを良くして歩いてる間に乾かしてしまおうという考え方を採用しています。
勿論完璧に乾くとは思えませんが、日帰り登山程度なら大きな影響はないと思います。

 

 

靴の中に石が入るのを防ぐためには、トレイルランニング用のゲイターを着用すれば問題なしです。

 

 

レインウェア

天気予報が快晴だとしても、登山中に突然雨に降られることは珍しくありません。山の天気は変わりやすいですからね。だからレインウェアは必須装備なわけです。レインウェアと言えばゴアテックスが定番中の定番ですが、最近はそれに勝るとも劣らない素材が次々と開発されています。

 

THE NORTH FACE/ストライクトレイルフーディー

これは抜群におすすめです。
耐水圧は20,000mmで、レインウェアとしては普通の性能ですが、透湿性が40,000g/㎡-24hとかなり優秀です。ゴアテックスだと、耐水圧こそ45,000mm以上と優勢ですが、透湿性は13,500g㎡-24hなので、ストライクトレイルフーディーの圧勝です。

レインウェアはどうしても耐水圧にばかり目がいってしまいますが、透湿性能も同等以上に大事なんですよね。
蒸気が逃げないと中の衣類が濡れて低体温症になる可能性ありますからね。
登山で1番怖いのは熊じゃなくて低体温症です。

そしてなによりもその軽さとコンパクトさが最高です。

7D HYVENT Flyweight(7デニール ハイベント フライウェイト)というメンブレンを採用してるんですが、重量はメンズのLサイズで110gというエゲツない軽さを誇っています。収納すると長い缶コーヒーくらいのサイズになるので、U.L.スタイルには最適なレインウェアです。

価格も良心的です。
同社ゴアテックスモデルのレインウェアは4万円程度はしますが、ストライクトレイルフーディーはその半額、2万円程で買えます。

ただし強度については不安な点が残ります。生地が極薄なぶん、枝に引っ掛けたりすると案外簡単に破れてしまう可能性もあるんで、そこは要注意です。まぁそれを計算に入れてもストライクトレイルフーディーは最高ですが。

 

 

まとめ

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今まで脈々と受け継がれてきた登山アイテム信仰は、必ずしも全てが正しいとは思えません。特に重量はもっと軽くすることができます。

日帰り登山なら

  • ローカットの靴
  • 20L程度のザック
  • 極薄のレインウェア

の方が向いていると僕は思います。

どデカいザックに重い荷物を入れ、重い登山靴を引きずりながら息を切らして登るのが登山の正しい姿なんでしょうか?

僕はそうは思いません。






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