小さいけれど実力派!モーラナイフ「エルドリス」を徹底解説!




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アウトドア大好きな経営者一年生。 山と自然とコーヒーと猫をこよなく愛する、The アウトドア人間。 無人島体験、自給自足生活、オンラインサロンやってます。 低血糖&少食で、しょっちゅう貧血を起こす。 詳しいプロフィールはこちら!

どうも!自称「世捨て人」のカナモです!

今回はナイフのレビューです。

 

このブログは僕のモーラナイフ愛に溢れているわけなんですが、今回はモーラナイフの中でもちょっと変わったものを手に入れたんで、紹介したいと思います。

「エルドリス」というナイフなんですが、今まで僕が使ってきたどのナイフよりもコンパクトでキュートな感じになっています。

もうメロメロです知らんけど。

 

モーラナイフ エルドリス

まずはモーラナイフのエルドリスがどんなナイフなのかを紹介します。

 

モーラナイフとは

モーラ・ナイフ(スウェーデン語: Morakniv、英語: Mora knife)はスウェーデンの伝統的な実用ナイフである。”モーラ” (mora) はスウェーデンのダーラナ県の刃物の街モーラ(Mora)で造られる一般的なベルトナイフ全般を指す言葉であり、主にモーラ・オブ・スウェーデン(Mora of Sweden)で製造されている。

引用元:モーラ・ナイフ – Wikipedia

 

少しややこしいんですが、そもそも「モーラナイフ(MORA KNIV)」とは、スウェーデンのモーラ地方で製造されていた伝統的なナイフの総称です。

複数の企業が同じようなナイフを作っていたわけです。

しかしモーラナイフを製造していた企業が2005年に合併して「Mora of Sweden」となり、2016年に社名を「MORA KNIV(モーラナイフ)」に変えました。

 

例えて言うなら、「たい焼き」という商品を日本中のあらゆる場所で製造・販売してますが、今までの「たい焼き」は商品名であって企業名ではありません。

でもたい焼きを作ってる会社が合併して「たい焼き of Japan」という名前になり、2016年に「株式会社たい焼き」になったという感じです。

ん?余計わからん?

 

かわいいネックナイフ「エルドリス」

モーラナイフの製品は画一的で、種類が違ってもサイズや見た目は大きく変わりません。

しかしこの「エルドリス」は、今までのシリーズとは明らかに違っています。

ひとことで言うなら「かわいい」です。

 

手のひらにスッポリ収まるサイズ感と、コロッとしたフォルムが特徴です。

かわいいでしょ?

 

刃は少し特殊なものになっていて、途中からグラインド形状が変わっています。

これによって何が違うのかはというと、正直何も変わらないでしょう。

細い隙間に先端を差し込みやすくなってるんで、山菜やキノコが採りやすくなってるとかですかね?

 

詳細な仕様は以下のようになります。

柄素材 TPEラバー、ポリプロピレン
刃素材 ステンレススチール
全長 143mm
刃長 59mm
刃厚 2mm
重量 80g(ナイフのみ)
付属品 プラスチックシース

 

 

女性も使いやすいサイズ感とカラー展開

今まで「ナイフ=男のロマン」みたいな風潮がありましたが、エルドリスは女性に持ってほしいと思わせるナイフです。

 

ポップなカラーが女性ウケしそうです。

 

  • ブラック
  • レッド
  • ブルー
  • グリーン
  • イエロー

この5色で展開していて、どれもアウトドアファッションに映えること間違いなしです。

 

ナイフの重心は少しハンドル寄りです。

重心がブレード側にあると本来の重量以上に重さを感じるので、やはり女性でも簡単に扱えるように設計されているとしか思えません。

首からぶら下げることもできるので、アクセサリー感覚で使えますよ。

 

でも問題は実用性です。

いくらかわいくてポップでも、ナイフである以上使えなければ意味がないですからね。

 

小さくてもしっかり使える

そんなわけで、実際に使ってみました。

 

切れ味はかなり良い

まずはナイフとして1番重要な切れ味ですが、さすがモーラナイフ、めちゃくちゃ切れます。

モーラナイフ製品全体に共通して言えることですが、切れ味に妥協しないのが素晴らしいです。

 

今までいろんなナイフを使いましたが、全種もれなく箱出しでスパスパ切れるのはモーラナイフだけです。

 

フェザースティックも余裕

フェザースティックを作ってみました。

問題なく作れますね。

 

フェザースティックはブレードの根本を使うんで、エルドリスでも問題ないです。

むしろこれの方が軽くて扱いやすいです。

首にかけてサッと使える機動力の高さも良いですね。

 

料理もできる

食材も問題なく切ることができます。

メインとしては使いにくいですが、「ちょっとだけ食材切りたいな〜」って時には最適です。

焼いた塊肉を切り分けることもできるでしょう。

 

バトニングは無理

当然ながら、バトニングは無理です。

最低でも10cmくらい刃長がないと、薪からはみ出たブレードの背を叩けません。

 

首にかけて持ち運べる

僕が買ったモデルには付属してませんが、ネックストラップを後付けして首からぶら下げることができます。

自分で作るのが面倒な場合は、最初からストラップとセカンダリーロックが付属しているモデルも売ってます。

メタルマッチも付いて2,000円くらい高くなりますが。

 

銃刀法に抵触しない

銃刀法で規制されるのは、刃渡り6cm以上のナイフに限ります。

エルドリスの刃長は5.9cmなので、銃刀法にはギリギリ抵触しません。

 

ただし、軽犯罪法には抵触する可能性があるんで、どちらにしても首からぶら下げるのはキャンプ場内だけにしてください。

基本的には、キャンプや登山など正当な理由がない限り外に持ち出すのもやめましょう。

 

セカンダリーロックとネックストラップを自作してみた

エルドリス本体だけでもナイフはシースにしっかりとロックされますが、絶対ではありません。

もし何かの拍子にシースからブレードが落ちたら危険なんで、自分でセカンダリーロックを作ってみました。

 

使ったのは、牛革の3倍の強度があると言われている鹿革(キッドスキン)です。

しなやかで肌触りもよく、僕はお気に入りの革です。

 

しかも高級品のはずなのに、日本では牛革よりも遥かに安く買えるっていう神仕様です。

 

ネックストラップは家にあったパラコードの端材で作りました。

いざとなったらほどいて中の芯を繋げ、数mのロープにすることもできます。

 

フィッシャーマンズベントで結び、長さを簡単に調節できるようにしています。

 

まとめ

モーラナイフ「エルドリス」をひとことで表現するなら

「小さくても本物」

という言葉がふさわしいです。

 

女性でも扱いやすいし、首にかけてサッと使えるのも良いですね。

メインのナイフとしては力不足ですが、サブナイフとしては最高の選択肢なんじゃないでしょうか。

アウトドアガールは必携アイテムですね。

 




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