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どうも!自称「世捨て人」のカナモです!
登山やキャンプで使うストーブは色々ありますが、重量や携帯性などを考えるとアルコールストーブを是非選択肢に入れてほしいと思います。
圧倒的に軽量で、モノによっては火力もかなり強く、燃料はどこでも買えるので、気軽に使えるスグレモノです。
そんなわけで今回は、中華製のチタンアルコールストーブを購入したという話です。
LIXADAとは?
Amazonのアウトドアカテゴリーで、最近よく見かけるのが「LIXADA」という中国のメーカーです。
読み方は恐らく「リクサダ(リクサーダ)」かと思われます。
カタルーニャ語で「サンディング(やすりがけ)」の意味があるらしく、プロダクトの製造過程に関わる単語なので、僕は勝手にこれが正解だと思ってます。
読み方は未だに広く知られてませんが、ロゴを見た事ある人は多いはず。
体感ですが、他の中国メーカーに比べてクオリティは高いように思います。
僕の中で高評価な中国アウトドアメーカーはnaturehike、soomloom、LIXADAですね。
LIXADA チタンアルコールストーブセット
チタンアルコールストーブと言えば、有名なのはエバニューとバーゴです。
両ブランドともチタン製品のラインナップが多く、迷ったらどちらかにしとけば間違いは無いと思います。
でも定番よりも掘り出し物の方が、なんかテンション上がらないですか?
そんなわけで、今回はLIXADAのエバニュー丸パクりチタン製アルコールストーブを買ったので、詳細にレビューしたいと思います。
これがそのストーブです。
既に本体が黒ずんでますが、これは僕が撮影前に使ってしまったせいなので、本当はもっと綺麗な状態で届きます。
こっちは本家エバニューのチタン製アルコールストーブです。
パッと見での違いは、ゴトクの形状とロゴくらいなもんです。
サイズ感も殆ど同じじゃないかと思います。
本体、ゴトク、収納袋のセットになっています。
エバニューは別売りなんで、この点はありがたいですね。
細かく見ていきます。
本体の直径は7.15cm。エバニューは7.1cm。
高さは4.26cm。エバニューは4.2cm。
重量は42g。エバニューは34g。
サイズはほぼ同じなのに重量は8gも違うんで、もしかしたらチタンじゃない可能性を考慮してましたが、ちゃんと焼き色がついたんでチタンで間違いないかと思われます。
単純に厚みの違いかもしれません。
もしくはチタンの純度。
この程度の誤差なら全然許容できます。
付属のゴトクの幅は9.6cm。
ゴトクの厚みは0.9mm。
ゴトクの重量は16g。
エバニューと違い、ゴトクをスパナとして使うこともできます。
4、5、6、7、8、10mmがあり、使い勝手はともかく緊急時のツールとしても出番があるかもです。
強度的に、使うときは2枚重ねて使う方がいいでしょう。
内部には30mlと60mlの目盛りがあります。
上限のラインも付いてるんで、入れすぎて火だるまになることは避けられそうです。
一言でまとめると
「エバニューとほぼ同じでゴトク付き」
といった感じです。
余談ですが、Amazonで売られているこの商品の寸法説明は相当間違っていたので、こちらが正しいと思われます。
直径5.5cmと書いてましたが、どう見ても7cmです。
燃焼実験
燃焼実験に移ります。
今回は、モンベルのチタンシェラカップに250ccの水を入れて、沸騰するまでの時間を計測したいと思います。
アルコールストーブは、火をつけてすぐに火力が全開にはなりません。
燃料の温度が上がって気化する速度と量が上がって初めて、本燃焼に移ります。
プレヒートから本燃焼に入るまでの時間も計測してみます。
上部の小さな穴から火が出てきました。
もう少しで本燃焼に移りそうです。
この状態でも使うことはできますが、火力は大したことないです。
点火から約1分で、本燃焼に移りました。
このタイプのストーブとしては、特に早くも遅くもないといった印象です。
一刻も早く本燃焼させたい場合は、自作のグルーブストーブ(本燃焼まで5秒)使うんで問題なしです。
早速お湯を沸かしてみたいと思います。
元の水温やクッカーによっても時間は左右されるので、あくまでも目安程度ということで。
1分経過しました。
アルコールストーブの中でもこのタイプは火力はかなり高いので、見ていて面白いですね。
開始から3分10秒で沸騰しました。
250mlが約3分というのは、結果としては上々です。
抜群に早いわけではありませんが、固形燃料や他のアルコールストーブに比べると早いです。
まとめ これは良いものだ
総評です。
同タイプのストーブではエバニューが圧倒的なシェアを誇っていますが、個人的にはLIXADAのアルコールストーブも捨てたものではないな、というのが正直な感想です。
収納袋とゴトクがセットなんで別で用意する必要もないし、価格的には少し安くなるし、性能も本家と大きな乖離もないし。
ロゴがかなり目立つという部分が人によっては忌避感があるかもしれませんが、僕は全く問題ないと感じました。
今後U.L.スタイルの登山やキャンプでは、このストーブをメインに使っていきたいと思ってます。
余談ですが、いつの間にかチタン製品をメインで使っていることに気が付きました。
クッカー、マグ、シェラカップなど、これら全て一軍として多用しているアイテムです。
やはり軽さは正義ですね。
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