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どうも!自称「世捨てびと」のカナモです!
僕はコーヒーを淹れるのが上手い訳でも、コーヒーについて深い知識を持ってる訳でもありませんが、コーヒーを楽しもうという気持ちだけは強いです。
徹底的にコーヒーを楽しむには、やはり豆の焙煎からやるしかないと思い、色々と調べて実行することにしました。
コーヒー豆の焙煎に必要な道具
まずは焙煎に使う道具を揃えることに。
ゴマ煎り器
コーヒーなのにゴマ煎り器?と思われるかもしれませんが、手頃なサイズで使いやすく、何より安価なのでこれが1番だと判断しました。焙煎したコーヒー豆は時間とともに風味が劣化してしまうので、一度に少量ずつ焙煎するにはピッタリのサイズです。
ガスストーブ
家で焙煎するなら要りませんが、どうせやるなら山の上でやってみたいので、ガスストーブを準備しました。といっても、普段から山で使ってるストーブです。
因みに、焙煎したてのコーヒー豆よりも、焙煎して3日程寝かせたコーヒー豆の方が美味しいそうです。
しかし内なる僕が(そんなもん知らんがな。とりあえず出来たてで飲みたいねん。)と言っているので、山で焙煎して飲んでやろうと思います。
コーヒー豆の選択
焙煎するにしても、どのコーヒー豆を選べばいいのか迷うところです。
代表的なコーヒー豆の産地と味の特徴を簡単にまとめてみました。
(僕個人の主観がふんだんに入ってます)
- ブルーマウンテン
ジャマイカのブルーマウンテン山脈で採れる。苦味、酸味、コクなど全てのバランスが良いキングオブコーヒー。そして高価。 - モカ
コーヒー発祥の地、エチオピアの豆。強い酸味とフルーティーな香りが特徴。日本人好みの味らしい。 - キリマンジャロ
アフリカの最高峰キリマンジャロで採れる豆。酸味強めで甘い香り、雑味が少ない。 - ブラジル
その名の通りブラジル産。全体的にまとまった感じで、バランスが良く香りも良い。結構安い。 - コロンビア
深いコクと適度な甘み。ブレンドのベースに良く使われている。安い。 - マンデリン
インドネシア産。酸味が少なく、しっかりとした苦味とコクがある。高価。 - コナ
ハワイ産の豆。酸味が強く甘い香りで、後味はスッキリしている。なんせ高い。
ザックリまとめるとこんな感じになります。
今回僕が購入したのは1kgのコロンビア産のコーヒー豆です。安いんで、実験台として犠牲になってもらいます。
とりあえずこれで色々試して、それから他の産地のコーヒー豆も順番に焙煎していきたいと考えてます。
焙煎の下準備 ハンドピック
焙煎の前に、まずは豆をチェックします。ハンドピックと言いますが、ひとつひとつ豆を見て、虫食いやカビなど、いわゆる”欠点豆”を手作業で取り除きます。
今回は1kgの豆に対してこの位の欠点豆がありました。およそ1割程度です。ハンドピックは地味で時間のかかる作業ですが、欠点豆を取り除かないと、コーヒーの味が台無しになります。
Let’s焙煎
焙煎する量は50gです。ゴマ煎り器にはこれが限界量です。焙煎する前に、コーヒー豆をザルで素早くワシャワシャ水洗いして、キッチンペーパーで水分をふき取ります。
こうすることで豆の水分が均一化して煎りムラが少なくなり、チャフ(燃えカス)が出にくくなるそうです。
今回は家の中で焙煎していきます。ガスストーブは次回ということで。
火力は中火程度で、煎りムラや焦げができないようゴマ煎り器を火から少し離して焙煎します。
色が変わってきました。少しムラができてしまいましたが、まぁ許容範囲とします。
この状態からさらに焙煎していくと、コーヒー豆がパチパチと音を立て始めます。いわゆる「1ハゼ」です。1ハゼが終わった直後がミディアムローストになります。
そのまま焙煎を続けると、もう一度パチパチを音を立て始めます。その状態を「2ハゼ」といい、2ハゼが終わった直後がイタリアンローストといわれる状態です。
それ以上焙煎すると炭になるので、そのへんの見極めが重要です。
2ハゼの中頃で焙煎を終わらせた状態です。酸っぱいコーヒーはあまり好きじゃないので、僕はこれくらいの焙煎具合が1番好きです。
生豆と比べると、豆がかなり膨らんでいます。
早速出来たてのコーヒー豆を挽いて飲んでみました。酸味は適度で僕好みの少し強めの苦味があって、焙煎したてでも十分美味しいと感じました。
3日後が楽しみです。
ついでにコーヒー好きの間では有名な、バターブレンドコーヒーも作ってみました。
やっぱり自分でやってみることに価値があります。それで美味しければパーフェクトですね。
これから色んな豆と焙煎を試していきたいと思います。
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