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どうも!自称「世捨てびと」のカナモです!
キャンプと言えばキャンプファイヤーです。むしろキャンプファイヤーをする為のキャンプと言っても過言ではない程、火は人を魅了します。
キャンプファイヤーの無いキャンプなんて、皮の無い餃子です。もうそれはハンバーグです。
火おこしは大変?
しかし、キャンプファイヤーに「やりたいけど大変」というイメージを持っている人も少なくない筈です。火おこしに時間がかかるというのが、原因の大半を占めているのではないでしょうか?
しかしそれは火おこしが上手く出来ていない人の言い分だと僕は思います。
実際、コツさえ覚えれば火おこしなんて1分でできます。
キャンプファイヤーの下準備
いきなりですが、この下準備を楽しめない人はキャンプファイヤーに向いてないです。それ程下準備は大切なものだという事を、まずお伝えします。何事も準備8割です。
といっても、正しいキャンプファイヤーの方法がある訳ではないので、僕が普段やっている方法をお伝えすることになります。
まずキャンプファイヤーをする場所ですが、風が無く平らで、周囲に木や草の無い土の地面が理想です。
条件に合う場所を見つけたら、次は穴を掘ります。穴の大きさは直径約40cm、深さ10cmはあった方が良いです。靴の踵で掘るのが1番早いですが、もし持ってこれるなら携帯シャベルが理想です。テントのペグや木の枝でも掘ることができます。
この穴を掘るのと掘らないのとでは、風に対する強さと後処理の簡易性がだいぶ違います。
次は穴の周りに石を積み上げて、高さ20cm程の風防を作ります。風防は一周させずにC型に作ります。この時に風向きを考慮して風下にCの隙間を向けるようにすると、風に対して強くなります。
木の組み方
下準備を済ませたら、薪を集めます。
着火剤を使わない場合、松ぼっくりが抜群に使いやすいです。油分が多く空気を含みやすい形状は、まさに天然の着火剤です。
木の枝は細いものから太いものまで3種類ほど集めます。細い木は松の枝が燃えやすいのでおすすめです。
すべての薪に共通して言えることですが、乾いている方が燃えやすいです。当たり前やんけと思われるかも知れません。しかし意外とやってしまうのが、生えている木の枝を折って使うことです。生木は水分が多いので薪には向いてないし、自然保護の観点からもあまり良く思われることはないでしょう。
夏〜秋なら集めるのにあまり苦労はしませんが、春と冬は雪や雨の関係で良い木が見つかりにくいです。
薪を集めたら火がつきやすいように組みます。大規模なキャンプファイヤーでは井型に組みますが、ソロ〜2,3人のキャンプファイヤーには向いていません。
よくあるのが薪を円錐型に組む方法ですが、この方法は綺麗に形作るのに意外とコツがいります。なので僕は「立てかける方式」をよく使ってます。正式名称があるのかどうか知らないのでとりあえずこの呼び方にしていますが、早い話、石垣に木の棒を一本渡してそれに薪を立てかけるという方式です。
まずは石垣に枝を一本渡します。本当はもっと太くて燃えにくい枝の方がいいんですが、とりあえずということで。
その真下に松ぼっくりと細い薪を配置します。今回は近くに松がなかったので、栗や杉で代用しています。要はトゲトゲでスカスカならなんでも良いんです。
それを覆うように、石垣に渡した枝に太めの薪を立てかけます。
円錐型に比べ上手くバランスを取る必要もないので組むのが非常に簡単で、良く燃えるので、この方法をおすすめしたいと思います。
あとは下に火をつけて放置すれば、何もしなくても勝手に燃えてくれます。もし火のつき具合が悪ければ、息を吹きかけて燃焼を促進させます。
ロングブレスで火をおこす
息を吹きかけると早く燃えるのは誰でも知っていますが、息の吹き方によって燃え方が違うのは意外と知らない人もいると思います。知ってたら読み飛ばして下さいすいません殺さないでください。
コツは2つ。できるだけ細く、できるだけ長くです。
太く短く息を吹きかけてもそんなに燃えないので、何度も何度も吹く羽目になります。結果、酸欠でフラフラするだけです。
但し、息を吹きかけるのはある程度薪に火が燃え移ってからにして下さい。着火直後に吹いても火が消えるだけです。最初は松ぼっくりが燃えて細い薪に火が回るまで観察です。
消火方法
消火方法は至ってシンプルです。掘り起こした土を穴に戻すだけです。この方法なら水も必要ないし、穴も埋まって地面が元通りになるので非常に効率的です。そして灰は土の栄養分になるので一石二鳥…な気がします。
因みに炭は養分にはならないので、消化時は薪を完全燃焼させてください。
今回はブログ用にチャチャッと作ったキャンプファイヤーですが、以前テント泊の時に作ったキャンプファイヤーはこんな感じです。
このやり方でキャンプファイヤーに手こずったことは一度もありません。
一度試してみては如何でしょうか。
こんにちは。
キャンプファイヤーをやりたい者です。
実は私たちの学校で文化祭が一ヶ月後にあるのですが、その後夜祭でキャンプファイヤーをやりたいと考えています。
しかし、前代未聞なため教員は許可してくれるかどうかもわかりません。
ネットで調べてみたのですが、納得行く結果は得られていません。
ですので、もしよろしければどのような木材をどのように組み立てればよいか、値段はどのくらいかかるのかなどを教えていただきたいです。
ちなみに全校生徒は700人ほどで横幅はそれなりにほしいと思っています。
萩原駿行 様
700人となると、かなり大きなものにする必要がありそうですね。
木の組み方は「井桁組み」が良いかと思われます。火力が大きく、大人数のキャンプファイヤーにはもってこいです。
大きさは2m×2m×3mくらいは最低でも必要なんじゃないでしょうか?
薪は樫が燃焼時間も長くおすすめです。
間違っても針葉樹にしないでください。出る煙も多いしすぐに燃え尽きてしまいます。焚き付けには最適ですけどね。
値段はすいません何とも言えません。
製材所で買えれば安いし、ホームセンターとかだととんでもなく高くなると思われます。