【意味など】各種スポーツと登山を数字で分析【無い】




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アウトドア大好きな経営者一年生。 山と自然とコーヒーと猫をこよなく愛する、The アウトドア人間。 無人島体験、自給自足生活、オンラインサロンやってます。 低血糖&少食で、しょっちゅう貧血を起こす。 詳しいプロフィールはこちら!

意外と知らない人も多いと思いますが、日本は登山大国です。

2014年のデータでは、日本の登山人口は約860万人、登山用品市場は約1,800億円だそうです。

しかし、登山をしたことが無い人からの登山のイメージと言えば
「危険」
「高齢者ばかり」
「金のかかる道楽」
「そこに山があるから」
「はいはい富士山富士山」
という感じではないでしょうか?

実際、登山者の4割は60代以上と言われていますし、毎年のように山で亡くなる人がいます。

ではそんなアクティビティになぜ沢山の人が魅了されているのか、色々な側面から検証してみたいと思います。

※先に言っておきますが、なんの意味もない考察です。

image

各種スポーツとの比較

僕は登山をスポーツだとは捉えていませんが、ここでは登山もスポーツもひとつの趣味として考え、各種データを比較してみたいと思います。
(およその数字なので、参考程度に)

人口

野球:730万人
サッカー:750万人
バスケ:570万人
ゴルフ:1,200万人
バレー:650万人
スポーツサイクル:300万人
登山:860万人

用品市場規模(メーカー出荷額)

野球:766億円
サッカー:694億円
バスケ:238億円
ゴルフ:2,567億円
バレー:103億円
サイクルスポーツ:372億円
登山:1,812億円

プロ人口(実業団除く)

野球:950人
サッカー:1,000人
バスケ:450人
ゴルフ:2,000人
バレー:10人
サイクルスポーツ:4,000人
登山:30人

年間死亡者数

野球:5人
サッカー:5人
バスケ:5人
ゴルフ:200人
バレー:5人
サイクルスポーツ:5人
登山:300人

かなり曖昧なデータもあるんであくまでも目安ですが、こんな感じになりました。

団体スポーツの人口はプレイ人数におおよそ比例しているのがわかりますが、個人スポーツのゴルフがここまで多いのは驚きです。
他の趣味と違い、ステータスの一部と化している側面があるからでしょうか。
そして同じことが登山にも言えます。
登山をステータスと考える人はあまり聞いたことがないので、単純に山の魅力によるものだと思いたいです。

特筆すべきはゴルフと登山の年間死亡者数です。
登山はまだわかりますが、ゴルフで亡くなる人が意外と多いです。
が、登山とゴルフに共通しているのは「平均年齢が高い」ということです。
つまり高齢者が体力の限界を超え、その結果、判断力低下による滑落死やプレー中の心不全に繋がるようです。

因みに死亡者数は、全くの0人ということは無いという考えから、最小で年間5人としています。

このデータを基に、計算してみました。

平均年間消費額

野球:10,493円
サッカー:9,253円
バスケ:4,175円
ゴルフ:21,392円
バレー:1,584円
サイクルスポーツ:12,400円
登山:21,070円

ゴルフと登山が高額です。
しかしここで考えたいのは、他のスポーツはそれをする人しか買わないのに対し、登山用品は登山をしない人も買うということです。
アークテリクスやノースフェイスなど、タウンユースで買われるブランドも増えてきているし、オートキャンプの道具も登山用品メーカーから出ています。
なので実際はもう少し低いと思います。

プロになれる確率

野球:0.00013%
サッカー:0.00013%
バスケ:0.00008%
ゴルフ:0.00017%
バレー:0.000002%
サイクルスポーツ:0.0013%
登山:0.000003%

登山はプロという括り自体が正しいとは思わないので、有名な登山家をピックアップした数字です。
サイクルスポーツの確率が高いのは競輪選手が多いからです。
日本で1番プロが多い競技は、実は競輪なんです。

死亡率

野球:0.0000007%
サッカー:0.0000007%
バスケ:0.0000009%
ゴルフ:0.00002%
バレー:0.0000008%
サイクルスポーツ:0.000002%
登山:0.00003%

やはり登山とゴルフがダントツで高いです。
因みに世界一死者を出している山は、日本の谷川岳です。H24年の時点で合計805人が亡くなっています。
これはエベレストなど8,000m級の山14座の合計死者数(637人)よりも多いです。

ここまで比較しましたが、やはり登山は危険で金のかかる趣味です。
なので今度は違う角度から検証します。

同時に行える数

仮にそれぞれの趣味を全ての人が同時に行った場合、どの趣味が1番多く同時にできるか数字を出してみます。

野球:
730万人÷9人÷2チーム=405,556試合

サッカー:
750万人÷11人÷2チーム=340,909試合

バスケ:
570万人÷5人÷2チーム=570,000試合

ゴルフ:
1,200万人÷1人=12,000,000プレイ

バレー:
650万人÷6人÷2チーム=541,667試合

スポーツサイクル:
300万人÷1人=3,000,000ライド

登山:
860万人÷1人=8,600,000ハイク

当たり前ですが、ソロでできる趣味が同時にできる数は多いです。

しかし、それを行う場所の問題がでてきます。
ゴルフ場は日本全国に2,365箇所あります。
全てのゴルフ場が18ホールで、尚且つ全てのホールが埋まったと仮定した場合、2,365×18H=42,570人が同時にできる最大数となります。
それが例え上手く循環して1ホールあたり1日20人プレイ出来たとしても、851,400人しかゴルフ場でゴルフができません。
打ちっ放しはあくまでも練習なので、カウントしていません。

そうなると、国土の7割に散らばる15,000以上の山がフィールドの登山が、1番同時に行える人数が多い趣味となります。

数字のソースを調べたり計算したりするのが疲れたんで、今回はこのへんで止めときます。

でも僕は、こういう意味のない考察が結構好きです。

もうホンマびっくりするくらい意味ないですけどね。




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