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どうも!自称「世捨てびと」のカナモです!
もうすぐ本格的な夏です。夏と言えば、海や山などのアクティビティ最盛期ですが、それと同時に暑さとの闘いになります。
せめて足下を涼しくしようと、今年の夏サンダルで過ごすことに決めたんですが、市販のサンダルは高い面白くないと思って「そんなら作ろかな」という結論に至りました。
超快適な自作ワラーチ
色々調べた結果、ワラーチが良いという結論に至りました。
ワラーチとは、“走る民族”と言われているタラウマラ族が履いているサンダルの事なんですが、その実力は折り紙付きで、これで何十kmもトレイルランニングをしている人も少なくないです。
最初は半信半疑だったんですが、実際に作って履いてみるとその意味がわかりました。
ワラーチの作り方
早速ワラーチの作り方をご説明したいと思います。
と言っても僕はハサミ一本でチャチャっと作ったんで、本格的な物に比べ粗の目立つ感じになりましたが。
まぁそんな手作り感も自作ならではでしょう。
準備するもの
- ビブラムシート(7mm厚)
- ゴムスポンジ2枚(5mm厚)
- SPORTS GOO(接着剤)
- 真田紐3m(9mm幅)
- よく切れるハサミ
- A4コピー紙1枚
- ペン
準備物はこれだけです。
ハサミ・紙・ペンは家にあるので0円、他の材料も合計4,000円程です。
手順
まずは足型を作り、できた足型をビブラムシートの裏側に貼り付け、ペンで型どっていきます。
反対の足も同じようにします。両方右足や左足にならないように確認して下さい。僕は危うく右足用を2つ作ってしまうとこでした。あとソール部分に「vibram」のロゴがあるんですが、それがつま先や踵に来ないように注意して下さい。
次はペンで書いた線に沿ってハサミでジョキジョキします。チョキチョキじゃなくてジョキジョキです。
ここではゴムスポンジは切りません。
切り出したソールに接着剤を塗っていきます。
少し厚めに塗った方が、強度的にも良いと思います。
接着剤を塗り終えたら、素早くゴムスポンジに接着させます。
塗に時間をかけ過ぎると、端の方から接着剤が乾いてくるので要注意です。
両方とも接着し終えたら、最低でも24時間は荷重をかけて圧着します。僕は水のボトル(12kg)で24時間圧着させました。
それが終われば、ビブラムシートの形に合わせてゴムスポンジをハサミで切ります。
完全にくっつきました。
剥がれることはそうそう無いと思います。
とりあえず形になりました。
vibramロゴの位置もバッチリです。
紐を通す穴あけ
次は紐を通していきます。履き心地を左右する非常に重要なポイントなのでミスは許されませんが、僕はかなりザックリいきました。B型なんで。
まずは親指の付け根部分に印を入れます。
そしてハサミをザクッと刺して紐を通す穴を空けます。
ここで重要なポイントがあり、真田紐を使う場合、このように斜め45度に切り込みを入れてください。
右足の場合は逆方向に斜め45度です。上から見てハの字に切り込みを入れると覚えておけば間違わないと思います。
後はくるぶし部分に切り込みを入れます。人によって多少違うみたいですが、僕は大体このあたりに切り込みを入れました。切り込みを外側にし過ぎると強度が低くなるので、1cm位は内側にした方が無難です。
結び方
結び方は色んな方法があるので、色んな方法を試して自分にベストなやり方を探した方がいいと思います。
因みに僕が参考にさせて頂いたのは
KAO MARATHON OFFICIAL WEB SITE
です。
他にも色々と分かりやすく説明されている方もいるので、調べてみてください。
まとめ
これで今年の夏はバッチリです。市販品を買えば手っ取り早いですが、自分の足に合わせた世界にひとつのオリジナルワラーチが断然オススメです。
「自分で作るよりもシッカリした市販品の方がええわいな」
という人にはLUNAサンダルをオススメします。
おっ、新しい記事が出とる。
ほほう、サンダルか。アウトドアには便利やしな。
ファッ!? 自作かいな!
さ、さすがやでえ。
底はビブラムやて?凝っとるなあ。
さ、真田紐かいな、渋いなあ。
でも、相変わらずリンク先の商品が高いやね。
ワイは、モンベルの3000円のやつ使っとるわ。
割と良いで。
たむ様
いつもコメントありがとうございます!
ソックオンサンダルですか?
あれ良さそうですね!
確かにLUNAサンダルは高いです。なので僕としては是非自作をオススメしたいです!
モンベルのクオリティとコスパには脱帽ですが、どうしても作ってみたい人向けという感じで見て貰えればありがたいです。
[…] 。 ワラーチとはなんぞや?という人は是非こっちの記事もチェックしてみてください。 […]