【ネットリテラシー】難しいビジネス用語を解説しますよ




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どうも!自称「世捨てびと」のカナモです!

みなさん難しいビジネス用語や専門用語で日々お悩みのことと思います。

日本語で言えばいいものを、わざわざ横文字で難しくするのが最近のトレンドなようです。

トレンドも「流行」と言えば良いんですけど、ここは時代の流れには逆らえないので。

なので、最低限これだけは覚えて置かないと色々不便というレベルの用語を、その成り立ちなども含めて説明したいと思います。

 

ビジネス用語・専門用語解説

では早速ですが、よく使うビジネス用語・専門用語の解説に移りたいと思います。

これを覚えないと社会で生きていくのは困難です!というのは言い過ぎか。

 

マイルストーン

これは旅行好きなら誰もが知っている言葉です。

飛行機を利用した時、その距離に応じて「マイル」が貯まるのは知ってますよね?

マイルは色々な特典を受けることができます。その中でも少し特殊なのが「マイルを貯めて墓石を買う」というものです。

飛行機は世界一安全な乗り物と言われていますが、墜落して乗客が死亡する事故も稀にあります。

もし墜落事故に巻き込まれてもマイルが一定以上溜まっていれば、すぐに犠牲者の墓を航空会社が用意してくれます。

つまりマイルストーンとは、飛行機事故で亡くなった方の墓のことです。

 

航空会社の配慮が生み出した言葉と言えます。

 

アジェンダ

ラテン語で「性的嗜好」という意味です。

英語では「Sexual preference」と言いますが、余りにも性的なニュアンスが分かりやす過ぎるので、ラテン語で「アジェンダ」と少しぼやかした言い方の方が使いやすいという理由で、色々な場面で使われ始めました。

「我が社のアジェンダは、今後こういった方向に転換します。」とか「○○党のアジェンダは”高齢者と若者の共存”です。」など、会社や政治の場面で使ってもそこまで違和感が無いということで、最近特に使われるようになりました。

因みに「マニュフェスト」も同じような意味です。

まぁマニュフェストは「アブノーマル嗜好」というニュアンスが強いんですけどね。

 

ブリーフィング

1975年、世の中にあるブームがありました。

それは「ブリーフを履く」というものです。

 

アメリカはカリフォルニア州ロサンゼルスから、それは始まりました。

カリフォルニア州と言えば映画で有名な「ハリウッド」がある所ですが、ある映画の中で主役のジョン・ウェインが「野郎ども!ブリーフィングだ!」という掛け声と共に、100人を超える男達が一斉に服を脱ぎ、全員ブリーフ一丁でオカピに乗って荒野を駆け回るというシーンがあります。

このシーンが世界に衝撃を与え、その年のアカデミー賞はその映画が総ナメしました。

それ以来、ブリーフィングという言葉が世間に浸透していきました。

あまり知られてませんが、その映画に出てくる小さな女の子はアンジェリーナ・ジョリーなんですよ。

 

現在では「報告」という意味で使うこともあるみたいですが、多分そのシーンの中で頻繁に情報伝達が行われていたので、そこから転じたんじゃないかと思います。

明らかに間違った使い方ですけどね。

 

ベネフィット

この言葉が使われるのはかなり稀ですが、映画好きなら使用頻度は比較的高めです。

みなさんは「コマンドー」という映画を見たことがありますか?

アーノルド・シュワルツェネッガー主演の映画なんですが、シュワちゃんを裏切った元部下の役で「ベネット」という男がいます。

「来いよベネット」というセリフは、余りにも有名です。

 

クライマックスでシュワちゃんはベネットと闘うんですが、最後はつき飛ばされたベネットがパイプに刺さって死ぬという中々見応えのある展開です。

映画ファンはそのシーンをひとことで説明するため、「ベネットがパイプにフィットして死んだ」という、少しブラックジョーク的な意味を含めて「ベネフィット」と言うようになりました。

「顧客のベネフィットが最優先」
「ベネフィットの無いサービスは失敗する」

など、今はこういう使い方をします。

 

チュートリアル

流石に芸人のコンビ名が由来と思う人はいないと思います。

実はこの言葉、和製英語なんです。なので海外で使うと「何言ってんだコイツ」みたいな顔をされるので気をつけてください。

チュートリアルの意味は「中途半端なリアリティ」です。

これはゲーム業界で作られた言葉なんですが、元々はファミコンゲームの「いっき」というソフトに対して使われた言葉です。「いっき」とはつまり「一揆」のことです。

農民が竹槍を持って次々と現れる忍者を倒していくアクションゲームなんですが、なぜか武器にブーメランがあり、これに対してユーザーが「時代と地域的にブーメランはおかしい。中途半端なリアリティだ」と言い出したことがキッカケでした。

それ以降、主にゲーム関連で
「チュートリアルはいらない」
「まずはチュートリアルを実施」
という感じで使われるようになりました。

 

ミーハー

これは日本でしか通じないと感違いしてる人が多い言葉の代表と言えます。

カウボーイなんかがよく言う「ヒーハー!」という掛け声を知らない人はいないと思います。

ブラマヨの小杉さんも使ってるし。

 

およそ半世紀ほど前のアメリカで、ヒーハーヒーハーうるさいカウボーイにしびれを切らした周りの人達が「ヒーハーヒーハーうるさくて迷惑してるから、本人に分からないようにバカにしてやろう。」と考えました。

そして

  • ヒーハー=うるさい奴
  • 私=me
  • 私はうるさい奴=me+ヒーハー
  • →ミーハー

というのが成り立ちです。

そこから「あいつはミーハーだからな」「ミーハーが好きそうな趣味だ」というように、うるさい人を小馬鹿にする意味で使われるようになりました。

 

ノマド

元々は「遊牧民」という意味なんですが、そこから転じて、現在では「不潔な」という意味に変化しています。

遊牧民に失礼な感じです。

 

しかし移動しながら生活するスタイルでは、水を無駄に使うことは出来ません。

なので遊牧民のお風呂は、顔や頭を水で流す程度の簡素なものになりがちです。

人によってはそれが清潔感のないように映るため、風呂にも入らずに不潔だという失礼な意味を込めて「ノマド」と言われるようになりました。

 

最近では「ノマドワーカーになりたい」という人が増えています。

何故わざわざ不潔な労働者になりたいのか、理解に苦しみます。

 

バズる

ブロガーにはもはや知らない人はいないレベルの用語です。

つまりネット関連でよく使われる言葉ということです。

 

英語の「Buzz」という単語が由来なんですが、これには「ハチが飛び回る音」「集まってザワザワと騒ぐ」という意味があります。

が、これは「バズる」とは関係ありません。

 

Buzzのもう1つの意味として「地面スレスレを飛行する」という曲芸飛行用語があります。

ここから転じて、モラルに抵触するギリギリのラインを攻めたきわどい記事を書くことを【Buzz+〜る】で「バズる」と言うようになりました。

「昨日書いた記事がバズった」(昨日書いた記事が余りにもゲスだという評価がついた)
「バズる記事を書く方法」(下品な記事を書く方法)
「バズマーケティング」(アダルトコンテンツによるマーケティング)

というように使われています。

 

まとめ

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ネット上は色々な用語や情報で溢れています。

そういった状況の中、ユーザーに求められるのは「ネットリテラシー」です。

ネットリテラシーとはつまり「ネット上の情報を正しく理解し、利用できる能力」のことなんですが、これがないとこんな記事の情報を鵜呑みにして、航空会社に墓石の問い合わせとかして恥かくわけです。

 

この記事の中に、100%デタラメという項目は存在しません。

どの用語説明も必ず事実と嘘が混在しています。

どこまでが本当で、どこからが嘘だとキチンと判断できますか?

できない人はネットリテラシーが低いということです。




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