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どうも!自称「世捨てびと」のカナモです!
みなさん旅行しますよね?
そして旅行中やその準備で1番困るのって「荷物」ですよね?ね?
そういうわけなんで、今回は旅行や登山などのアウトドアにも使える世捨てびと流パッキング術を伝授したいと思います。
これは覚えておいて損はないと思いますよ。
もくじ
それ、必要ですか?
まず一番最初に意識して欲しいのが「削る」という考え方です。
特に海外旅行は荷物がかさ張りがちですが、念のため持って行った物を結局使わなかったという経験が誰しもあると思います。
「これ持ってこなければもっとお土産買えたのに…」なんて後悔する前に、まずは荷物を削って本当に必要な物だけを携行しましょう。
なので、具体的にどう削ればいいのかを紹介します。
服は最小限
女性は男性よりもオシャレして海外旅行に行こうとする傾向があります。
でもよく考えてください。あなたはオシャレするために旅行に行くんですか?
旅行って、その土地の建造物、自然、文化を楽しみに行くんじゃないんですか?
それが仕事でもない限り、服装なんてなんでも良いんですよ。
パリコレのモデルみたいな格好してマチュピチュに行く必要は無いわけです。
それにオシャレ感全開の観光客はスリの格好の餌食です。
日本に来るバックパッカーの外国人を見れば分かる筈です。
彼らはTシャツ+ジーパン+スニーカー程度のラフな服装で来日しています。
荷物も少なくて身軽ですよね?なのでまずは衣類から絞って行くべきです。
パッキングのコツ
では本題のパッキング術に入りたいと思います。
まずは小手先の収納術よりも、衣類の絶対量を減らすべきです。
いくら頑張っても衣類の圧縮には限界があります。当然ですが。
僕の場合、長期間の旅でもこれだけの衣類で充分です。
ある程度なら寒い地域でもカバーできます。
内容を簡単に紹介すると
- ダウンジャケット
- Tシャツ(2枚)
- パンツ(2本)
- 下着(2セット)
- レギンス
- ウィンドブレーカー
- ミドルレイヤー(フリース)
- タオル
以上です。2〜3月の関東から九州までを快適に過ごせる感じの衣類です。
夏場ならこれの半分以下にできます。
小さく丸める
パッキングのコツは、小さく丸めることです。
そうすればかなりコンパクトに収納できます。
衣類は防水スタッフバッグに
着る服(Tシャツ、ジョガーパンツ、下着)以外を防水のスタッフバッグにパッキングしました。
防水スタッフバッグは気密性が高いので空気を逃しません。
なので空気を完全に抜いてフタをしてしまえば衣類圧縮袋として使えます。
万が一荷物が濡れるような事があっても、これに入れとけば安心ですしね。
1番右の黒いスタッフバッグにはダウンジャケットが入っています。
ある程度高品質なダウンジャケットは収納するとビックリするくらい小さくなるんで、多少値段が高くてもおすすめです。
かなりコンパクトでしょ?でもこれで充分なんです。
逆に言うと、これ以上の衣類は無駄ということです。
下着類はセットにする
次に下着類ですが、あれもこれもと持っていく必要はありません。
旅行の日数に関わらず、3セットあれば充分です。
僕は2セットですが、下着はそもそもそんなに場所を取らないので2セットも3セットもほとんど一緒です。
そして下着はこんな感じでセットしてしまえば、過不足なくパッキングできるんでおすすめです。
何故かソックスだけ過剰に持って来てしまうという旅行あるあるを防げます。
僕は男なんで、申し訳ないですが女性用下着のパッキングは紹介できません。すいません。
キャリーケースはやめましょう
旅行の達人であるバックパッカーの殆どは、キャリーケースを持たずにバックパックひとつで移動しています。
だからバックパッカーって言うんですけどね。
そしてそのスタイルにはちゃんとした理由があります。
盗難の防止
海外旅行は盗難との闘いです。
日本のように盗難の心配が少ない国は、世界中探してもまずありません。
なので日本人は盗難に対する意識が低く、海外では格好の餌食です。
例えばパリの地下鉄は、みんなバックパックを前に掛けて手でしっかりと守っています。
背中に背負ってたら簡単に荷物を盗まれます。
そしてキャリーケースはついつい手放してしまいがちです。
トイレに行く時なんかにキャリーケースを入り口付近に放置してしまうと、ほぼ確実に盗まれます。
バックパックなら背負ったままトイレに入れるので安全です。狭いけど。
他にもキャリーケースだと危ないけど、バックパックなら回避できるというシチュエーションは山ほどあります。
荷物を制限
バックパックで旅行するということは、自分で背負える以上の荷物は持って行くことができません。
なので自然と荷物は厳選されていきます。
ちょっとした階段を登るのにいちいち他人の手を借りるわけにもいきませんからね。
現地の人に頼むと、ポーターとしてお金を要求されることも少なくありません。
そういった面でも、バックパックは旅行慣れしてる人に重宝されています。
両手が空く
両手が塞がってる人は、荷物を盗まれたと気づいてもすぐに反応できないので、スリの格好の餌食です。
右手にキャリーケース、左手に買い物袋なんていうのが1番危険ですね。
僕がスリなら両手に荷物を抱えて身動きとりにくそうな人を狙います。間違いなく。
防犯意識の高いバックパック「pacsafe」
ついでなんで、海外旅行に超おすすめなバックパックをサクッと紹介したいと思います。
僕の知る限り、「pacsafe(パックセーフ)」というブランドのバックパックほど防犯意識の高いものは他にありません。
- 切り裂き防止のワイヤーメッシュ
- ジッパーに鍵をかけられる
- スキミング防止ポケット
- ショルダーベルトを柱などに固定できる
など、あらゆるシチュエーションを想定して万全の対策が施されています。
その中でも僕がおすすめするのは「ベンチャーセーフ EXP65」というものです。
45Lじゃ心もとないし、かと言って100Lなど大きすぎるのは持ち運びが大変です。
なので65Lくらいが一番使いやすいです。お土産とか買うでしょうし。
日本ではあまり有名なメーカーでは無いみたいですが、それが不思議です。
こんなに良い旅行用バックパックなんて中々無いのに。
まとめ
荷物が少なく&軽くなれば、その分体力的にも精神的にも負担が減ります。
余った体力と精神力を旅行を楽しむために使えば、旅の思い出は更に良いものになるでしょう。
登山では「荷物の多さとリスクは比例する」と言われるくらいにファストパッキング(荷物の軽量化)が重要視されていますが、それは旅行でも同じことが言えると思います。
心も荷物も足取りも軽くして、旅を思う存分楽しんでください。
追記
その後、僕のミニマル志向は更に強くなりました。
今では30L以下のバックパックでも持て余すほどの荷物で旅行を楽しむ術を覚えました。
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