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どうも!自称「世捨てびと」のカナモです!
大阪〜金沢の徒歩旅の準備も、そろそろ完了しそうです。
殆どの装備は今まで使ってた登山道具でオッケーなんですが、靴だけは新たに揃える必要がありました。
というわけで、今回は270kmを歩くために1番大事なアイテム「靴」を紹介したいと思います。
もくじ
お遍路さんを参考に
長距離の徒歩旅と言えば四国八十八ヶ所、通称お遍路さんが有名です。
なんせ1200km近く歩きますからね。
僕が歩く距離の4倍以上ですよ。
つまりお遍路歩きの靴を参考にすれば、270kmなんてムーンウォークで軽々完歩できるわけです。
そこで、お遍路歩きを紹介しているブログを検索結果の30ページ目くらいまで読み漁り、データを収集しました。
その結果、次の事がわかってきました。
- スニーカーは論外
- トレッキングシューズは固すぎる
- ランニングシューズは柔らかすぎる
スニーカーはそもそも長距離を歩く目的で作られてません。なので論外。
トレッキングシューズはソールが硬く、舗装路を歩くのには向いてません。
ランニングシューズは柔らすぎて、逆に不必要な力を使ってしまうので疲れます。やはりウォーキングに特化した靴が1番ですね。
ただし普通のウォーキングシューズではなく、アウトドアメーカーが作っているウォーキングシューズが理想です。
アウトドアメーカーのウォーキングシューズがベスト
山道も想定して作ってるんで、悪路走破性が高く、硬すぎず柔らかすぎないソール。
どんな天候でも対応できる防水性能。
高い耐久性。
まさに僕が求めている性能が全部詰まっています。
季節的に防水機能は必須
今回の徒歩旅は2月にやる予定です。
夏ならあまり気にしなくても良いんですが、2月の雨や雪で足が濡れると最悪凍傷ですよ。それだけは避けたい。
というわけで、防水機能は必須です。
あえてローカット
ハイカットは足首の可動域を狭め、膝や股関節の負担が増えます。なので実はハイカットってあんま意味ないと思ってます。
あとこの徒歩旅が終わった後の使い勝手を考えると、ローカットの方がなにかと便利という打算的な考えもあります。
ローカットだと雨や雪が浸入しやすくなりますが、登山用のゲイター(レインスパッツ)を使うつもりなんで、恐らく大丈夫です。
SALOMON KILIWA GTX
色んな店に行って20足くらい試し履きした結果、僕にはSALOMON(サロモン)の靴がいい感じにフィットするというのが判明。
その中でも、Kiliwa GTXというモデルが安いので気に入りました。
このモデルはスーパースポーツゼビオ(L-Breath)の別注モデルだそうで、他の店には置いてません。
ソールの硬さ、クッション性、フィット感、どれも僕にはピッタリなように感じます。
本当にそうなのかは、実際に歩いてみないとわかりませんけどね。
クイックレースが超絶便利
一般的な靴は、靴紐を結んで調整しますが、サロモンは「クイックレース」というシステムを採用しています。
こんな感じで、引っ張るだけで簡単に紐が締まります。
これほんま便利ですよ。
インソールでパワーアップ
付属のインソールではなく、別売りのインソールを買いました。
ZAMST(ザムスト)のインソールなんですが、これに変えると世界が変わりました。
インソールを変えるメリットは
- 土踏まずのサポート
- フォームの矯正
- サイズ感の調整
が挙げられます。
土踏まずのサポート
長時間歩いていると、土踏まずが落ちてきて疲れやすくなります。
それを防ぐために、土踏まず部分が隆起したインソールで土踏まずの形をキープするわけです。
フォームの矯正
ウォーキングのフォームは、歩行距離が長ければ長いほど重要になります。
でも僕はウォーキングの専門家ではないんで、正しいフォームを知りません。
そんな僕でも、インソールを変えるだけでウォーキングのフォームは劇的に改善できます。
こういうインソールは踵と土踏まず部分がかなり硬めに作られていて、安定感が抜群です。
足が不安定だと、バランスを取るために膝や股関節、背骨などが曲がってしまいます。
つまりインソールで足を安定化させることによって、簡単に正しいフォームに矯正することができるっていう寸法でさー。
サイズ感の調整
自分の足にミラクルフィットする靴って中々ないんですよね。
そうなると選択肢は2つ。
足を靴に合わせるか、靴を足に合わせるか。
当然ながら、後者の方が良いに決まってます。
靴紐でもある程度は調整することが出来ますが、足幅や甲の高さまでは合わせられません。
しかしインソールは厚みや土踏まずの高さを幅広く調整できるんで、ミラクルフィットする靴を自分で作ることができます。
まとめ
そんなわけで、靴とインソールを組み合わせて270km完歩のための相棒が完成しました。
あと少しのアイテムを揃えて、大阪〜金沢徒歩の旅の装備が完成します。
出発のカウントダウンが始まりました。
カナモさん
初めまして。次の日曜に残堀川沿岸を踏破しようと考えていて、
その際できるだけ翌日に疲れが残らないようにするにはどうしたらいいかと
調べていましたらこちらの記事に出会いました。
靴が大事ということは日ごろから割と歩く人間として認識していましたが、
Best of 徒歩靴となると何がいいのか分からないでいたのですっきりしました!
幸い家に貰い物のウォーキングシューズ(安定のローカット)があるので、それ履いてずいずい歩いてみます。
ありがとうございます。
中村カオス 様
ありがとうございます!
僕が200km歩いて分かったのは
「歩き始めの些細な違和感を絶対に見過ごしてはいけない」
ということでした。
僕は違和感に気づかないふりをして歩き続けた結果、50km地点で両足に大きめの水膨れができてしまいました。
靴のフィット感は本人にしか分からないんでアドバイスできることはそんなにありませんが、とにかく歩き始めが大事だと思います^ ^
カナモさん
お返事ありがとうございます!
なるほど歩き始めが肝要なのですね。ありがたいアドバイスです。
その靴は普段そこまで履いてないので、当日までに試履きして様子を見てみます。
人より多く歩くと言っても、仕事の帰りに3,4km,たま~に登山という程度なのでいきな14.5kmは不安ですが、頑張ります~。
カナモさんの経歴など、読ませていただきました。
とても興味深い人生を送ってらっしゃいますね!
私も世捨て人までは至れずにいますが、世間とは距離を置いて、自分のやりたいことをやって
生きていきたいと思っている者なので、とても共感する部分が多いです。
これからもたまに見に来ます。
またどうなったか、是非教えてください!
この生活もけっこう大変なこと多いんで、世捨てびとになれとは僕の口からは言えませんが、少なくとも僕は微塵も後悔していません^ ^
カナモさん、こんにちは。
昨日、残堀川ウォーキング14.5km踏破しました!
母の日にどうしてもやりたい理由があったので、悪天候でしたが雨がっぱにショート丈の
レインブーツ(普段履き慣れているもの)で頑張りました(><)
初めてのコースで迷ったりして途中諸々大変でしたが、その分水源の狭山池公園に着いた時は
感動しました。ただとにかくザーザー降りで人っ子一人いなかったですがW
次は電車で晴れてる時に行こうと思います。
気にしてくださってありがとうございました。
お陰様で足も痛くならず今日も元気です。