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どうも!自称「世捨て人」のカナモです!
今回はサバイバル診断をやります。
「サバイバル」と聞くと、大抵の人は
- 海に潜る
- 弓矢で動物を狩る
- イカダで脱出を試みる
こんな感じのイメージだと思います。
でもこれらはサバイバルの観点から言うと、適切ではありません。
こんな行動をする人は真っ先に死ぬでしょう。
じゃあ一体どんな人がサバイバル向きなのか気になりますよね。
そんなわけで、今まで色々とサバイバルしてきた僕の経験から、本当にサバイバル向きな人の素質を説明していきたいと思います。
「自分は当てはまるだろうか」という感じで読み進めてみてください。
冷静
サバイバルってめっちゃワイルドで大胆なイメージないですか?
多分ほとんどの人がそんな認識だと思うんですけど、それは間違いです。
非日常や緊急事態こそ、冷静でないとダメなんです。
YouTubeでサバイバル動画を配信してる人もいるんですが、大半はエンターテイメントとしてのサバイバルです。
蛇食べたり、クモ食べたり、これぞサバイバルって感じですよね。
でも蛇なんて食べなくても、もっと安全で簡単に入手できる食料は山ほどあります。
海に潜って魚突くのも同じです。
よゐこがやってるアレは、安全対策万全の状態でプロダイバーも控えて、ダイビング用ライトがあるからできるんです。
本来サバイバルで海に潜るというのは、裸に近い状態でフィンもシュノーケルも無しです。
そんなんで夜中の海に潜るのは自殺行為です。
そして昼は活動的な魚が多いんで、銛で突くのは消費カロリーに対するリターンが少なすぎます。
更に、海に入ることの危険性を無視していますよね。
- 離岸流に乗って沖に流される
- 危険生物との遭遇
- 波に飲まれて海中の岩に体をぶつける
- 低体温症になる
- カロリーを著しく消費する
など、どれもデメリットでしかありません。
本気のサバイバルは、釣りをするか海辺で貝や海藻を採ります。
慎重かつ冷静に考えると、海に潜るという選択肢は最初に消える筈です。
定期的に運動してる
当然ですが、運動不足の人にサバイバルは無理です。
火起こしするにも体力が必要ですし、移動中に怪我しやすかったりもします。
僕の登山仲間のおばちゃん(約80歳、現役バレエダンス講師)が言ってました。
「年取っても元気でいたいなら、筋力もそうやけど柔軟性が1番大事やで」って。
身体の硬い人は、転倒した時に受け身を取れずに大怪我したり、激しい運動で身体を痛めてしまいます。
サバイバルでも日常生活でも、程度な運動は絶対に必要です。
器用
手先が器用な人は、サバイバル向きです。
何もない状態から、周囲の環境を最大限活用して生き延びるためには、クラフト能力というのは絶対に欠かせません。
考えてみてください。
危険生物だらけのジャングルで遭難した場合、地面で寝るのは危険すぎるので高床式の寝床を作る必要があるんですが、不器用でロープを編んだりできずに地面で寝ると、翌朝には死んでるかも。
竹で銛を作ったり、ナイフを使いこなしたり、とにかくサバイバルでは器用なだけでかなり大きなアドバンテージになります。
観察力と想像力が豊か
サバイバルに正解はありません。
あるのは「より良い選択肢」だけです。
そしてより良い選択肢というのは、状況によって全く違います。
ある程度のセオリーはありますが、それを頑なに守ることが最適とは限りません。
「雨を凌ぐために洞窟に入るのが1番」と思っていても、近くに熊のマーキングがある洞窟に入るのは、死にに行くのと同じです。
目の前に綺麗な川があるときなんかも、水の確保がしやすいからといってその近くに拠点を構えたとしても、雨による増水で流されては意味がありません。
周囲の状況をよく観察し、起こりうる危険を想像する力が、サバイバルでは何より重要です。
当然ながら、適切な判断を下すには相応の知識が必要なんで、常に学ぶ姿勢も大事です。
気になったらトコトン調べる
気になったことをそのままにしておくのが嫌なタイプの人は、サバイバル向きであると言えます。
何故なら、サバイバルでは常に周囲の環境を把握し、小さな違和感でも気づいて対処する必要があるからです。
例えば動物の足跡。
昨日までなかったのに、いつの間にか拠点の近くに動物の足跡ができていたとします。
それを見て「ふーん、何やろな」と思うか、「これは何の動物だろう。場合によっては拠点を移動したほうが良いかもしれない」と思うかで、差が出てきます。
その足跡がもし熊やイノシシだと、襲われる可能性が出てくるからです。
鹿やうさぎなどの場合、その通り道に罠を仕掛けて食料を確保できるかもしれません。
わからないことをそのままにしておくと、危険を察知できないし、チャンスをみすみす逃してしまうことになります。
胃が強い
サバイバルは、常にストレスとの戦いです。
孤独へのストレス、外敵へのストレス、生存へのストレス。
それが胃に表れてしまうタイプの人は、サバイバルではしんどい思いをするかもしれませんね。
精神的なものだけじゃなく、物理的な強さも必要です。
食べられるときに大量に食べることのできる容量や、消化に悪いものを食べても体調不良にならないような胃の持ち主は、サバイバル向きです。
この点に関して言えば、僕は絶望的に向いてません。
牛丼の大盛りすら完食できないことがあるし、逆流性食道炎になったりします。
なんとかしたいと思い、胃を鍛えるために強力わかもと飲み始めました。
孤独に強い
どんなにサバイバルスキルが高い人であっても、孤独に打ち勝てなければ生き抜くことはできません。
僕も今まで行ったサバイバルの中で1番きついのは孤独との戦いでした。
たかだか1週間程度で、叫びたくなります。
人は他人との接触で心を安定させることができるんですが、孤独に強いというのは、ある意味で人間離れしているのかもしれません。
長期間のサバイバルでは、この素質が何よりも重要になります。
まとめ
以上7つの要素が、サバイバル向きな人の特徴です。
あなたはいくつ当てはまりましたか?
おおまかな目安としては、4つ以上当てはまればサバイバーとしての素質があるんじゃないでしょうか。
「全然当てはまらなかった・・・」という人もご安心ください。
これらの素質は後天的に伸ばすことができます。
孤独耐性は微妙なとこですが、その他の要素は努力次第でなんとでもなります。
以上、サバイバルの素質診断でした。
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