最新記事 by カナモ (全て見る)
- 第1回 TAKIBISM CAMP 行ってきた - 2023.3.9
- 結局、Goal zeroは優秀なLEDランタンて話 - 2023.1.26
- 100均アイテムだけで作る1000円防災ボトルで災害に備えよう! - 2022.4.16
どうも!自称「世捨て人」のカナモです!
ブッシュクラフトって良いですよね。
なんていうか・・・良いですよね。
僕は本格的にブッシュクラフトを始めてまだ日が浅いんですが、手元に装備が揃ってきたんで、ここで一度ズラッと公開してみたいと思います。
これからブッシュクラフトを始めたいと思っているあなたの参考になればと思います。
記事の最後に動画貼っときますね。
もくじ
ブッシュクラフトとは
ブッシュクラフトは、より自然を身近に感じるための、技術・知恵・行為として、アウトドアスタイルの一つとして定着しつつある。人と自然環境が深く関って生活していた時代の知恵や技術を踏襲したものが、現在一般的に認識されているブッシュクラフトと考えられる。少なくとも1800年代にはブッシュクラフトという言葉が確認されているらしく、当時から存在した装備(ナイフ、火打石など)を現在でも必需品とし、不足する物資は現地調達するなどして、その場で自作するというレトロな手法を採る。
つまり、最小限の荷物で自然を最大限利用するキャンプスタイルのことです。
しかし残念ながら、日本では木の伐採や直火での焚き火が禁止されている場所が多く、日本のブッシュクラフターは肩身の狭い思いをしています。
とは言え、場所を選べば誰にも迷惑をかけずに楽しめるものです。
ブッシュクラフトは自然を身近に感じるには最適なアクティビティだと思ってます。
ブッシュクラフトの装備
ブッシュクラフトの性質上、アイテム選びは非常に重要です。
オートキャンプとは違い、ブッシュクラフトの装備に要求されるのは「質実剛健さ」と「携帯性」の2つ。
要するに、無駄な装飾がなく機能的かつ丈夫で持ち運びやすいものってことです。
これを前提に選んだ装備を、ズラッと一覧で紹介していきます。
ナイフ
ブッシュクラフトに限らず、アウトドア全般に欠かせないのがナイフです。
これがないとあらゆる場面で不便極まりないですね。
僕が今メインで使ってるのは、REALSTEEL というメーカーの「ブッシュクラフトプラス スカンジグラインド」という長ったらしい名前のナイフなんですが、これがかなり良い感じなんですよ。
- 研ぎやすいスカンジグラインド
- 錆びにくい14C28N鋼(サンドヴィック鋼)
- 丈夫なフルタング
などなど、ブッシュクラフトナイフとして必要な要素が詰まってます。
僕は元々炭素鋼派なんですが、このナイフを使ってるとステンレス鋼もアリだなと感じてしまいます。
サブナイフ
調理やちょっとした工作なんかでは、こういった小さいナイフのほうが向いています。
僕はオピネルの#8カーボンモデルを使っています。
フランス版肥後守と言われるだけあって、コスパはかなり高いです。
斧
ブッシュクラフトの斧と言えば、ハスクバーナの手斧が大定番です。
重量とサイズ感のバランスが良く、しかも安く手に入るという名品です。
ハスクバーナにしてもモーラナイフにしても、スウェーデン製の刃物は全体的にめっちゃ良いですよ。
さすがブッシュクラフトの本場なだけある。
ノコギリ
必須装備かどうかは微妙なラインですが、あると作業効率がかなりアップするのがノコギリです。
おすすめは庭師御用達の「侍シリーズ」です。
もうザックザク切れます。
ノコギリの概念をぶっ壊されるレベルの切れ味ですよ。
携帯砥石
いくら良く切れるナイフや斧でも、使えば使うほど刃は鈍っていきます。
なので、応急処置的に研ぎ直しをする必要があります。
そして辿り着いたのが、この携帯コンビ砥石です。
ダイヤモンドの荒砥とセラミックの仕上げがくっついてるんですが、これほんまに良いです。
斧から調理用のナイフまで全部の刃物をこれひとつで仕上げられるんで、いつもナイフシースのポケットに常備しています。
グローブ
刃物を扱う以上、怪我のリスクは常に付きまといます。
それはどんな上級者でも0にはなりません。
なので、その確率を下げるために手袋は必要です。
僕が普段使ってるのは、コストコで3双3,000円くらいで売ってる革手袋です。
激安ですが全く問題なく使えるのでコスパ最強ですよ。
手首の部分にボタンを後付けしてます。
これで片方だけ行方不明になる確率が下がります。
タープ
ブッシュクラフトでは基本的にテントは使いません。
住居も自然のものを利用して作られます。
ただそれだけでは降雨時にびしょ濡れになってしまうので、タープは持っていきます。
僕が使ってるのはアクアクエストの2×3mのタープなんですが、防水性能が20,000mmという無駄に高スペックなものです。
これ1枚あれば、どんなに土砂降りでも浸水することはありません。
ロープ
蔦や樹皮を束ねてロープにすることも出来ますが、強度と確保できる量の問題でロープは必要です。
僕はROTHCOのナイロンパラコードを愛用しています。
元々はパラシュートに使われていたものなんですが、今ではアウトドアでも定番のロープになっています。
耐荷重は250kg(静荷重)で、まず切れる事はありません。
メタルマッチ
ブッシュクラフトでは原始的な道具を良しとしています。
それは火も同様で、ライターじゃなくメタルマッチを使います。
見た目も無骨でカッコイイんですが、水に濡れても使えるし壊れることがないという信頼性の高さがあります。
これで火おこしができるようになると、焚き火が今までよりもっと楽しくなりますよ。
ティンダー
火口(ほくち)のことです。
メタルマッチで火をおこすには、まずはティンダーに火花を落として燃やし、徐々に火を大きくしていく必要があります。
ティンダーにも色んな種類がありますが、僕はほぐした麻紐か自作のチャークロスを使っています。
1発で着火するし、火の持ちがいいので、火おこしで失敗する事がなくなりました。
クッカー
本来なら飯盒を持っていきたいところなんですが、なんせかさばるんですよね。
今はユニフレームの「山クッカー角型1」を使っています。
ソロで使うには最適なサイズで、これを超えるクッカーはなかなか見つかりません。
焚きゴトク
ブッシュクラフトでゴトクを使うのは微妙なラインですが、あると超絶便利です。
このゴトクはこれ以上ないレベルにシンプルな構造で、サイズ的にもバックパックに入れて持っていくには最適です。
収納袋がなかったんで、自分でレザーケース作りました。
ファイヤーブラスター
火吹き棒とも言います。
これがあると焚き火での火おこしや火力調節がかなり楽になるんで、重宝しています。
縮めてコンパクトに収納できるんで、どこにでも持っていくことができて便利ですよ。
雨具
当然ながら雨具は必須です。
寒い時期に雨で体が濡れたら、低体温症で命に関わりますからね。
今のところ、登山で使ってる雨具を流用してます。
ブッシュクラフト的にはポンチョのほうが見栄えするんでしょうけどね。
まとめ
とりあえず思いつく限りのアイテムをピックアップしてみました。
また思いついたら追記していきたいと思います。
ブッシュクラフトは、いわゆる”普通のキャンプ”とは明らかに装備が違うんで、一式揃えるのに時間がかかってしまうこともあります。
でもキャンプの10倍楽しいと僕は感じています。
自然と一体になる感覚を、ぜひ1度体験してみてください。
コメントを残す