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どうも!自称「世捨てびと」のカナモです!
以前の記事でオススメのソロクッカーを5つ挙げましたが、その中でも僕が大本命と思っているクッカーについて紹介してみたいと思います。
バックパッカーズクッカーS
EPIのソロ用チタンクッカーです。数あるチタンクッカーの中で、なぜこのクッカーが大本命かというと
- サイズ感
- 使いやすさ
- 価格
特にこの3点において、他よりも優れているからです。
サイズ感
まずは大きさです。
本体:99H×96mm(径) 650ml
蓋:32H×96mm(径) 200ml
蓋はコーヒー1杯、本体は袋のラーメン1食がギリギリ作れる容量です。この「ギリギリ作れる」というのが重要です。小さすぎて作れなければ勿論意味はありませんが、余裕を持って作れてしまうとパッキングサイズが大きくなってしまいます。だからこそ、このギリギリ感がベストなんです。
重量は138g(仕様では140g)で、かなり軽い部類に入ります。この軽さはチタンならではです。
僕の使っているストーブ(BRS-3000T)のゴトクにもジャストフィットします。3本ゴトクなんで、大きすぎるとかなり不安定になるので、ここは重要なポイントです。
使いやすさ
いくら軽くてサイズ感が良くても、調理やスタッキングの性能が悪ければ意味がありません。その点においても、バックパッカーズクッカーSは優秀です。
本体には100ml毎に目盛りがついているので、使う水の量が限られる登山やテント泊で、無駄に水を使うことがなくなります。注ぎ口もついているので、コーヒーをドリップする時やパスタの湯切りなどに重宝します。
スタッキング性能も良く、110ガス缶・ストーブ・カトラリー・ライターが本体にスッポリ収まり、蓋の分だけ他の物を入れる余裕まであります。
ガス缶を2個スタッキングすることもできます。その場合、他の物は入りませんが。
実際に袋ラーメンを調理してみました。麺は半分に折って入れる必要がありますが、ちょうど1食分が作れました。目盛りがあるので、水の量が分かって良いですね。
念の為、目盛りが正確なのか計量カップに入れた水を移し替えてみましたが、若干の誤差はあるものの、気になる程ではなく、ほぼ正確と言って良いかと思います。
価格
似たような容量のソロ用チタンクッカーを色々と調べました。例えばsnow peakのソロセット”極”チタンは6,000円程するし、エバニューのチタンクッカーソロセットは5,000円程します。それに対してバックパッカーズクッカーSは3,500円程で売っています。
買う場所によって違うので絶対にこの値段とは言い切れませんが、だいたいこんな価格帯で売っている所が多いと思います。
「クッカーなんて600〜700ccのチタンシングルマグだけで十分だ」という人には不必要かもしれませんが、食事も楽しみたいと思っている人には最適な選択肢ではないでしょうか?
追記
このクッカーの唯一気に入らない点が、付属のスタッフバッグです。クッカーのサイズより明らかに大きく、中でクッカーが暴れてしまいます。
なので、シュラフカバーを作った時に余ったタイベックシートで、ピッタリサイズのスタッフバッグを作りました。
ミシン無いから手縫いでチクチクと…
疲れた。
狙い通りジャストフィットしました。これでこのクッカーは完璧です。
底を円形に縫うのって意外と大変なんですよね。
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