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どうも!自称「世捨てびと」のカナモです!
またまた新しいザックを買ってしまいました。本格的に登山を初めて約1年半。その間に買ったザックはこれで7個目です。
「怒らないで。自分でもバカだってわかってる…」(紅の豚:フィオ)
ヒップベルトは2通り?
今まで色んなザックを背負ってきました。その経験の中で、いくつか感じたことがあります。
例えばヒップベルトですが、グレゴリーのスタウト45のヒップベルトは分厚く頑丈に作られていて、これはこれで背負い心地が良く腰骨も痛くなりにくいです。しかし、同じくらい背負い心地の良いオスプレーのケストレル48のヒップベルトはペラペラです。
そこで僕はひとつの結論に至りました。ヒップベルトにはクッション性を活かして腰を締め上げるものと、薄さを活かして腰に張り付くものの2種類があるということです。
前者はグレゴリーやドイターなどが力を入れているタイプで、後者はオスプレーやグリベルが採用してることが多いタイプだと思われます。
見ての通り、エクレ38のヒップベルトはペラッペラです。でもこの薄さが僕には絶妙にフィットしました。
店で買う前にザックに重りを入れて歩き回ってみましたが、フィット感はもしかしたらスタウト45より良いかもしれないレベルです。しかし装備が重いとスタウト45のクッション性が活きてきます。
ついでにショルダーハーネスもペラッペラです。これに関してはクッション性のあるものに一歩譲る感じですが。しかしその薄さのおかげて、重量が1,260gと少しだけ軽めになっています。
背面の形状はバタフライバックシステムという特許技術だそうです。そりゃ背負い心地が良い筈です。
各パーツが絶妙
グリベルはクライミングギアのメーカーなので、このザックもクライミングに特化してるのかと思いきや、登山やテント泊でも使いやすいです。
たとえばフロントのバンジーコードですが、ヘルメットホルダーとして使えます。
上手く使えばシュラフマットを良い感じに固定することもできます。このスタイルで何度かテント泊しましたが、マットがズレることは一度もありませんでした。エバニューのマットが超軽量だというのも要因の一つではありますが。
サイドポケットは角度が絶妙で、ドリンクや行動食を入れておけば、腕に無理の無い角度で背負ったまま容易に取り出すことができます。
左のヒップベルトはギアループになっていて、右はメッシュポケットになっています。この辺はクライミング色が出てますが、これはこれで使いやすかったりします。
雨蓋の中には取り外し可能なキーホルダーがついているので、家や車の鍵を山に置き忘れることは無くなりそうです。こういう細かい配慮も行き渡っているのが良いですね。
あとはサイドアクセスジッパーもあるので、荷物を素早く取り出すこともできます。まぁこれについてはスタウト45の下部アクセスジッパーには及びませんが。
全体の印象としては、クライミングギアメーカーながら非常に使いやすいザックに仕上がってると思います。あとデザインとロゴがカワイイです。但し残念なことに、もう生産はされていないみたいです。しかし、エクレ38に近いザックが同メーカーから販売されています。
ジョラス35というザックですが、これも優秀な良いザックです。
是非一度試しに背負ってみて下さい。
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