【検証】最強の傘と名高いユーロシルムは実際どの程度強いのか




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アウトドア大好きな経営者一年生。 山と自然とコーヒーと猫をこよなく愛する、The アウトドア人間。 無人島体験、自給自足生活、オンラインサロンやってます。 低血糖&少食で、しょっちゅう貧血を起こす。 詳しいプロフィールはこちら!

どうも!自称「世捨てびと」のカナモです!

最近は登山などのアウトドアでも傘を準備する人が増えてきています。

軽くてコンパクトに収納でき、耐久性も高い。

そんな傘が現代の技術で可能になったからです。

そんなわけなんで、今回は「最強の傘」と名高いユーロシルムの「バーディパル オクタゴン」を、詳しく紹介したいと思います。

もしかしたら、この傘であなたのアウトドアスタイルが激変するかも。

 

こんな時は傘が便利

登山中に天候が崩れることは珍しくありません。

でも雨の中休憩して食事をするのはしんどいんですよね。

レインウェアは身体の濡れを防いでくれますが、雨に濡れないスペースは作れません。

そんな時に傘があれば、最低限雨に濡れないスペースを確保することができます。

そこで休憩したり、クッカー使って食事したりもできます。

 

バーディパル オクタゴン

ユーロシルムの傘にはいくつか種類があるんですが、バーディパル オクタゴンは従来品より遥かに軽い仕様となっています。

まずはスペックを簡単にまとめます。

  • 長さ:66㎝
  • 直径:96㎝
  • 重量:299g
  • シャフト:グラスファイバー
  • リブ:グラスファイバー
  • 生地:テフロン加工ポリアミド(ナイロン)
  • ハンドル:高密度EVA樹脂フォーム
  • カラー:red、navy、black、reflective black

バーディパルオクタゴン OutLinx|アウトドア・ギアの輸入販売店

 

今回僕が用意したのは、反射材つきのreflective blackです。

価格は8,848円で、傘としては高級な部類に入ります。

でも今からする説明を読めば、この価格でも安いと感じるくらいです。

因みに8,848は世界最高峰であるエベレストの標高です。

 

 

では詳しく見ていきます。

箱の中には傘本体と専用のスリーブケースが。

ケースに入れて肩にかけられるのは便利ですね。

特に両手を開けといたほうが良いアウトドアでは。

犬は付属してません。

 

実際に重量を計ってみると、320gでした。

メーカー公称の299gとは21gの差がありますが、まあ誤差の範囲内です。

因みに、一般的なビニール傘は401gでした。

如何にバーディパル オクタゴンが軽いかっていうね。

 

シャフトとリブは軽くて強いグラスファイバー製です。

シャフト形状は8角形(オクタゴン)になってます。

 

軽くて強い素材といえばカーボン(炭素繊維)を思い浮かべる人が多いと思います。

確かにカーボンは軽くて強いんですが、傘に関してはグラスファイバー(繊維強化プラスチック、FRP)がベストだと思います。

何故ならグラスファイバーはカーボンよりも遥かに柔軟で、強風に晒されてもシャフトとリブがしなやかに曲がって、折れるのを防げるからです。

あとコストも抑えられます。

 

ハンドル(持ち手)と先端には「高密度EVA樹脂フォーム」が採用されています。

雨に濡れても滑らずしっかりと持つことができます。

僕はこのEVAフォームというものが大好きなんですよ。

西表島でずっとEVERNEWのEVAフォーム製シュラフマットを使ってたんですが、軽さ・弾力・耐久性どれをとっても最高のマットでした。

 

生地はポリアミド(ナイロン)にテフロン加工を施したものになります。

テフロン加工は聞いたことある人が多いと思います。

フライパンの表面加工によく使われていますからね、ティファールとか。

テフロンは泥水も弾いてくれるんで、アウトドアには最適です。

しかもリップストップ(引き裂き防止)加工が施されているので、石や木の枝などによる生地の破れにも強くなっています。

 

reflective blackはその名の通り、リフレクター(反射材)がついています。

黒い傘だと夜目立たないんで、車やバイクからの視認性が悪いです。

でもこのリフレクターがあるだけで、遠くからでもライトの光を反射してドライバーに存在をアピールできます。

軽さや耐久性だけじゃなく安全性も考慮するとは、やるなユーロシルム。

 

先端にはループが。

これ、実はかなり便利なんです。

休憩時に木の枝に吊るしておけば、雨に濡れないセーフゾーンを簡単に作れてしまうんです。

勿論日よけとしても使えます。

 

色々書きましたが、百聞は一見にしかず。

紹介動画を見たもらったほうがわかりやすいと思います。

 

取扱上の注意

ハンドクリームのついた手で触らない

傘の撥水性を維持するために、ハンドクリームなど油分のついた手で生地を触らないようにしてください。

表面に油分が付着して撥水性が落ちてしまいます。

 

ちゃんと乾かす

使用後は濡れたままにせず、ちゃんと乾かしましょう。

濡れたまま傘を閉じて放置すると、撥水性が損なわれたり、カビが生えたりします。

長く使うためにも、使用後は開いたままで陰干ししてください。

まぁこの傘は水滴が付着しにくいんで、丸1日干したりする必要はなさそうです。

 

強く振ったり叩いたりしない

傘全般に言えることですが、水滴を落とすために畳む時に強く振ったり、地面にトントン当てたりはしない方が良いです。

バーディパル オクタゴンも例外ではありません。

勿論他の傘に比べると強度は遥かに高いんですが、先端のEVAフォームが地面に当たると削れます。

それに頑丈さゆえ、振り回したら凶器になります。

 

傘以外の用途で使わない

高すぎる耐久性ゆえ、傘以外の使い方もできるっちゃできるんですよ。

なので、保証対象外の注意書きが普通の傘ではあり得ない内容になってます。

用途以外での使用については、あくまでユーザー様の自己責任とさせていただきます。
そういった使い方による損壊は保証対象外となり、怪我などについても責任を負いかねることをご承知の上、お使いください。
その辺りは、山岳、アウトドア用のギアに準じるものと見てください。

※限界を超える使用方法例、傘本来の用途以外での使用例

パラシュートとして使用する
チャンバラの剣のような武器に見立てる
スイカ割りの叩き棒
ヘルメット代わりに使う
ツエルトやタープの支柱にする

引用元:バーディパルオクタゴン OutLinx|アウトドア・ギアの輸入販売店

パラシュートって・・・メリー・ポピンズか。

 

実際に検証してみた

僕は自分でやってみないと気が済まないタイプなんで、実際に色々と検証したいと思います。

検証項目は以下のように設定しました。

  • 撥水性テスト
  • 振り回し
  • 懸垂
  • 着座

そしてその動画が以下になります。

はい最強〜。

 

検証結果

はい、そんなわけで検証終了です。

結果は「ユーロシルム、マジ最強」というとこに落ち着きました。

生地やパーツの経年劣化に関しては、これから使い続けていかないとわからない部分ではありますが、少なくとも僕はこんなに強い傘を見たことがありません。

 

但し、いくら最強でも脂っこい手で生地を触ったり、振り回したりぶら下がったりするのはやめましょう。

以上、最強のアウトドア傘「ユーロシルム バーディパル オクタゴン」の検証でした。

 

最後にひとこと。

kanamo
過剰なスペックって、なんか良いよね。

 




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